この秋、久しぶりに『オペラ座の怪人』を観て、またファントム熱が出てしまった。一緒にミュージカルを観たまぁしあちゃんから背中を押され…。というか、かなり強く突き飛ばされる感じで10月下旬、「『オペラ座の怪人』25周年記念公演inロンドン」をスクリーンで観るため、有楽町まで足を運んだ。
仕事の〆切が続いている時期だったけど、ムリして時間を作って行って大正解！
後ろから思いきり突き飛ばして私を日比谷スカラ座に送り届けてくれたまぁしあちゃんに心から感謝！
もう～、すっかりファントムに恋して『オペラ座』の廃人状態ｗ
鑑賞後は、中毒性のある韓ドラを観終わった時のような脱力感も覚えた。放心状態（笑）。
文字どおりロンドンの劇場で上演された『オペラ座の怪人』記念公演をスクリーンで上映したものなんだけど、冒頭から巨大ホールの雰囲気に吸い込まれ、鳥肌が立った。
えっ？ ロンドン公演ではこんなにステキな場所で上演されてたの？
ずるいって（笑）。←ずるくないｗ
作品が始まる前から思わずドキドキしちゃうような独特の空気。自分もあの場で一度経験してみたい。
ラミンファントムは本当にステキだった。こんな音楽の天使だったら間違いなく恋してしまいそう。
どのナンバーもウットリしながら聴いてしまった。もう、ラウルはいらない（笑）。
クリスティーヌもライルも情熱的で。特に終盤のクリスティーヌの表情…。
哀しい純愛に、最後は涙が止まらなくなった。
音響が良かったせいか、スクリーンで観る映像なのに生で観る舞台と同じぐらい…、いや、それ以上の迫力を感じた。
やっぱり劇団四季の『オペラ座の怪人』とは違う…。ロンドン版ではマイクに息が入ったり、荒々しさが感じられたりして、もっともっとリアル。観ているコチラ側も引き込まれてしまう。
ロンドン版を観てから四季に行っていたら、すごくシンプルに感じたかも（汗）。
順番が逆じゃなくてよかったよ。
しかも、歴代のファントムが顔をそろえて歌う場面はクラリとめまいが…。
これ、鼻血モン。本当に素晴らしい。
サラ・ブライトマンは全盛期の声を生で聴いてみたかった。
純愛に心打たれて韓国ドラマを観るようになった方もたくさんいらっしゃると思うけど、そういう方にも間違いなくツボな作品だと思う。
何よりナンバーがどれもこれも素晴らしい。
特にミュージカルとか『オペラ座の怪人』にまったく興味がなかった人でもあの映像は観る価値あり。
一応、日本語字幕がついているし、観るべきところを絶好のタイミングでカメラがアップにしてくれるので分かりやすい。
表情もよく見えるから感情移入しやすく、むしろ初心者には親切な気がする。
おかげで大興奮の3時間だった♡
これで2,000円は安い。
時間さえあれば、あと2回は観に行きたいです♪ ←現実的には絶対にムリ！
ただし、途中インターミッションはありません。1幕～2幕とぶっ通しなのでトイレには事前に行っておかないと大変ｗ
韓国版もよかったけど、これ見ちゃうとロンドンにも行きたい…。