韓国映画

韓国映画『殺人漫画』

投稿日:2013年10月17日   

 

映画の秋。
今週19日(土)はまた新たに韓国映画『殺人漫画』が公開される!

 
『殺人漫画』
 (原題:『ザ・ウェブトゥーン:予告殺人』/2013年/韓国/104分)
殺人漫画-main
(c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

2013年10月19日(土)からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか、全国順次ロードショー!!

詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。

 


 

映画あらすじ

WEB漫画の女性編集長が無残な遺体となって発見された。
外部から人が侵入した形跡はなく、警察は自殺と断定。

 
だが刑事ギチョル(オム・ギジュン)と後輩ヨンス(ヒョヌ)は疑問に思う
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なぜなら、編集長が死の直前に見ていたWeb漫画に、彼女の無残な姿が描かれていたから…。

 
その漫画を描いたのは人気漫画家のジユン(イ・シヨン)
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ストレスから悪夢を見るようになっていた彼女は現実と想像の世界に境がなくなっていた。当然、彼女は事件との関わりを否定する。
…が、またしても彼女の漫画に描かれていたとおりの事件が起きる。

 
ジユンを追い詰めるギチョル
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事件の全貌を暴こうとするギチョルだが、彼もまた呪いの連鎖に巻き込まれていく。

 
やがてギチョルは信じがたい光景を目にし―
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ジユンが語る衝撃の真実。人々が抱える心の闇が徐々に明らかに…。

 
*****
この映画、“Web漫画”という素材を使うあたりが韓国映画らしいと思った。

見ていると、サスペンス漫画を一ページ一ページめくっているかのような緊張感を覚える。
それもそのはず。WEB漫画の中の陰惨な出来事がそのまま現実になるという。漫画で描かれた人は、そこに描かれた絵と同じように謎の死を遂げる。
ビデオテープの呪いをモチーフにした『リング』のようでもあるが、ストーリーが凝っていて終盤は「えーっ!?」という展開に…。

ストーリーは、このおどろおどろしいポスターやタイトル、大まかなあらすじからは想像できない展開になっていく。

 
もちろんフィクション…
殺人漫画-poster

なんだけど、「社会で成功しなきゃいけない」という思いや、面倒なものから目を背ける「現実逃避」など、人々が抱える複雑な心理がアチコチで描かれていて興味深かった。

序盤、人気子役のキム・ソヒョンが出てきた。
『太陽を抱く月』『屋根部屋のプリンス』『会いたい』でおなじみの可愛い女優さん…。その彼女が大きくなって、似ても似つかない某キャラクターになっているのが少々意外だった。
あの子が成長しても、こうはなるまい…とw

それにしても、今年は年明けからオム・ギジュンをよく見ている気がする。

オススメ度 ★★★☆☆

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