すべては超グルメな編集者さんのおかげ。
予約困難な人気店で経験したことない中華粥コースを堪能できた。
お粥だから見た目が地味(笑)
写真からは分からないが、この時点でのお粥のスープはとてつもない旨味を出していた。
横浜中華街『南粤(なんえつ)美食』
私は『孤独のグルメ』で知ったが、それ以前から人気店だったという。テレビに出たことでさらに予約が取りづらくなったみたい。
2Fを貸し切り
この中華粥の豪華コースは16人以上集まらないとできないらしい。この日は20名ほどの食事会のお仲間に入れてもらった。
ちなみにお粥コースは料理だけだと8千円。これに飲み代が加わるので、会費は1万円ちょっとになる。
至福のコースが始まる。
丸鶏の塩蒸し焼き
これ、あっという間になくなった。ってぐらい、美味しくて美味しくてヤミツキに。
中華粥の準備
この時点で味はない。
お粥コースは2つの円卓でそれぞれ違う素材を鍋に入れていき、皆で分け合って食べるが、それだとお粥自体の味が2テーブルで違ってくる。
なので、最後に両方の鍋のお粥を合わせるという。
コチラのテーブルでは生きたままの海老を投入
新鮮な海老なので丸ごと食べられる。
ホタテや貝
お粥の味が少しずつ変化してきた。
隣のテーブルとは入れている具が違うから、ダシの出方も味も違う。これ、面白い。
■新鮮素材に新たな命を吹き込む魅惑のお粥
どんな素材もそれだけで美味しいのに、ここのお粥という衣を身につけると別モノになる。
例えば椎茸
すでに魚介の旨味が加わったお粥にコーティングされることで、肉厚のシイタケがさらに美味しくなる。
アワビも入る
こう言ったら隣のテーブルに悪いが、コチラのテーブルのほうが入る具が高級だった気がする。
それぞれの円卓で茹でられた素材
隣の円卓はレバーを入れたせいか、この時点でお粥の味はワイルドなものになっていた。比べるとコチラの円卓のお粥のほうがはるかに美味しい。
…と言ったら、隣の円卓チームが少し怒ってた(笑)。
つみれやすり身
すり身にはベーコンも入っていて、これまた旨味がお粥に出る。
野菜が美味しい
レタスをこんなに美味しいと感じたのはもしかして人生初めてではないか。
それぐらい、この時点で野菜を欲していた。美味しかったのは長芋とカボチャ。魚介類や肉の旨味を凝縮したお粥コーティングで美味しさ倍増。
〆は揚げパン
ここで両方の円卓のお粥を合わせ、味が均等になった。
不思議だよね。何も味付けなんてしていないのに、しっかりと味がついてる。これはすべて、投入してきた素材の旨味。
黄金のスープとなったお粥
それは衝撃の美味しさだった。
お腹いっぱいだったけど、ベースがお粥のせいか罪悪感はない。こんな贅沢な中華粥のコースとは思っていなかった。
これで会費1万円ちょい(飲み代込み)はお安いと思う。
声をかけてくれたグルメ編集者さんに心より感謝♡