早いもので、もう4月の肉の日。
今回はソウルの友だちに連れて行っていただいたお店で食べた肉鍋♡
正式名称はオボクチェンバン
私たちは“肉鍋”と呼んでいるけど、北朝鮮式の牛肉の寄せ鍋。これを食べたくて人気店に並ぶつもりで行った。
『真味平壌冷麺』
ここ平壌冷麺が人気で、ミシュランガイドにも掲載されている有名店。予約不可で土日は恐ろしいほどの行列ができ、1時間待ちも当たり前なんだとか。
私たちが行ったのは平日で、しかもランチ時間より少し遅く、13時半ぐらいに行ったら並ばずに入れた。
多くの客はここで冷麺を食べて帰るようだけど、正直、冷麺を食べるだけにここまで行こうとは思わない。私たちは東大門からバスでこの近くまで行ったんだけど、あくまでも肉鍋のために漢江を渡った。
オボクチェンバン(小)
60,000W(このときのレートで約6,100)
わーい!
これ、日本にいるときから楽しみにしていたの。
牛ダシスープも美味しいし牛肉も柔らか♡
タレにつけて食べても美味しいけど、つけなくても美味しい。
味に飽きたら味変
左のピリ辛ダレにつけても美味しい。
けど、スープが煮詰まってくるとどんどん味が濃くなってくるので、鍋の終盤はもうタレはいらない気がした。
この日は女3人だったので(小)を選んだけど、量的にはちょうどよかった。
冷麺
14,000W(約1,420円)
このお店の名物料理の平壌冷麺。
かつて『平家屋』でオボクチェンバンを食べたときは鍋の〆で冷麺が出てきて煮込んで食べたけど、ここではそういうスタイルではなく、普通に冷麺が出てきた。
残ったお肉と一緒に♡
冷麺も美味しいけど、ヤッパリこの冷麺のためだけに漢江を渡ろうとは思えない。
“北朝鮮式”とか“ミシュラン”とか言われても、冷麺1杯でこの金額。お高いし、冷麺の美味しいお店はほかにもある。ホテルが江北地区の場合、わざわざ時間と交通費をかけて冷麺だけのために来るのはコスパが悪すぎる。
オボクチェンバンを食べないなら、このお店でなくてもいいのでは。
ただし!
このお店に来るメリットがあるとしたら、超有名芸能人も訪れるお店なので、隣に誰もが知る芸能人が座る可能性もあるってこと。
この日の私たちがまさにそうだった。
隣のテーブルに超有名な芸能人夫婦が2組座り、私たちと同じようにオボクチェンバンを食べていた。
それに気づいてからはどうしてもチラチラ見てしまい、冷麺にはまったく集中できなかった(笑)。そういうことが起こり得るのは、ここが江南だからだと思う。
3人で肉鍋と冷麺を食べて74,000W(約7,500円)。一人2,500円のランチとなった。安くはないけど、途中から大興奮のランチになったからラッキーだった♡
てか、よくよく考えたら、私が一緒にランチしていたのも某有名スターのマネージャー。そのマネージャーが隣のテーブルにときめいてたのって、冷静に考えると面白い(笑)。
店舗情報
◇真味平壌冷麺- 진미평양냉면(チンミピョンヤンネンミョン)-
住 所:ソウル市江南区論峴洞115-14(地図)
(ソウル市江南区鶴洞路305)
電 話:02-515-3469
営 業:11:00~21:30
最寄駅:7号線「江南区庁駅」3番出口と「鶴洞駅」10番出口の中間。どちらからも徒歩7~8分