ミュージカルのネタが続きます♪
前回は4月に観に行った韓国ミュージカル『レ・ミゼラブル』。
その翌週は日本の帝国劇場で東宝ミュージカル『レミゼ』プレビュー公演へ。
東京公演の千秋楽間近で、今さらだけど…。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
公式HP
その前の週、ソウルで新演出版を見たけど、日本での新演出版はこの日が初めて。
用意していただいた席に座るなり、驚いた。舞台が広い、大きい!
先日もチラッと書いたけど、「帝国劇場」のセットを見て初めて、韓国版『レミゼ』で圧迫感を覚えた理由が明確になった。
「帝国劇場」は上手と下手のサイドまでセットが作られていて、うまく演出に活用している。
「ブルースクエア」にはそうしたセットがなかった。
ハリウッド映画『レミゼ』のスケールの大きさを考えると、やっぱり舞台は少しでも広く見せたいところ。
ソウルで「ブルースクエアの劇場ってこんなに小さかったっけ?」と思ったのとは対照的に、この日は「帝国劇場って、こんなに広かったっけ?」と感じた。
キャストはこのとおり↓
先日も書いたように、名札を並べただけでちょっとつまらないボード。
それにしても、まさかキム・ジュンヒョンさんのジャン・バルジャンをここ帝劇で観られるとは…。
初めてお会いした三年前にも、日韓での活動について触れていたけど、ついに実現したんだなーと感慨深いものがあった。
そのジュンヒョンさん、もちろん期待を裏切らない歌声を聞かせてくれた。
当たり前だけど、その前の週に見てきたチョン・ソンファのバルジャンとはキャラも歌い方も大きく違う。
同じ役なのに、違うキャラを見られるのは嬉しいこと。
ただ、この日のジュンヒョンさんは、歌がとっても上手いわりに、いまひとつ感情が乗っていない印象があった。
まぁ、プレビュー公演だし、これはこれでOKなのか。
何より、とってもカッコ良いイケメンのバルジャンだった☆
ジャベール刑事は、その前の週に観たムン・ジョンウォンのキャラが濃すぎて、川口ジャベールはあまり印象に残らなかった。
髪型はやっぱり金八先生みたいなスタイル。なぜ、この髪型なのか。
その理由は分からない。
和音ファンテーヌと、昆エポニーヌは期待どおり。
原田マリウスと、磯貝コゼットは普通によかったかなーと。
今回、韓国版を見ても思ったんだけど、マリウスが若々しい感じ。
コゼットのほうが、年齢がずっと上に見えて、年の差カップルのように思えた。
加えてマリウスは細身な俳優さんばかり。
それもそのはず。
二幕でバルジャンにズルズル引きずられたあと、肩に担がれたり、肩を抱かれたり、お姫様抱っこされるという、“三種盛り”が見られる。
太めのマリウスだと、バルジャンが腰を痛めること間違いないので、ここはやっぱり細身の俳優さんがベストみたい。
余談だけど、先月、某マリウス君に「お姫様抱っこまでされるんだねー」という話をして、少し盛り上がった(笑)。
でも見ているこっちはいいけど、ヤッパリ演じているほうは大変みたい。
そりゃ、そうよねー。
話を戻して、マリウスの「カフェ・ソング」の演出はやっぱり泣けた(涙)。
…が、ガブとアンジョの死はこちらも少し物足りない感じ。
と、いろいろなことを感じたプレビュー公演。
終演後はお楽しみの楽屋訪問。
始まったばかりで、しかも出演者多数ってこともあって楽屋口は長蛇の列w
差し入れを持って楽屋に行くと、待っていたのはコゼットののれん♪
可愛い~! うちにも欲しい~!
この日、初めて楽屋のはしごした。思わぬ人とすれ違ったり、楽屋は楽屋で楽しい世界♡