ハマり症なんで好きなお店ができるとそこばかり通ってしまう。例えば『燃es』がまさにソレ! ほぼ毎月行ってたw
今年は、有名店なのにまだ行ったことないお店にもチャレンジすることに。
『賛否両論』
言うまでもなく、よく知られた人気店。
店主の笠原さん
テレビでお見かけするたび、お店ではどんな料理を楽しめるのか興味津々だった。
この春、念願叶って初・賛否両論!
とても美味しい料理を体験
これほどの有名店なのに敷居の高さを感じさせることはなく、料理はもちろん、笠原さんのファンになってしまった。
■9,500円のおまかせコース
おまかせコースは6,900円と9,500円の2種類。
せっかくなので、9,500円のコースを予約した。
前菜:
ホタルイカ、春雨のとんぶり和え、フキの酢の物
春野菜の美味しい季節。シャキシャキのフキが季節を感じさせる。写真では分かりづらいけど、春雨のプチプチとした食感は、和えたとんぶりの食感だったみたい。
揚げ物:
筍フライ、ワカメと白魚のかき揚げ(木の芽のマヨネーズ付き)
これまた筍の美味しい季節。筍というと炊合せや煮物、炊き込みご飯で食べることが多いけど、普段、揚げ物としてはあまり食べないので新鮮だった。さらに木の芽のマヨネーズがこれまた美味しい。
普通ならタルタルソースとか出てきそうだけど、木の芽のマヨネーズというのがまた筍フライにすっごく合う!
八寸:
鴨ロースの味辛子(みがらし)添え、ヤリイカの人参酢味噌がけ、柚子風味のカステラ玉子、ミル貝と豆苗のおひたし、フルーツトマトの土佐酢漬け(かつお風味を利かせたお酢)
色鮮やかな八寸。どの料理も“ちょこっと”した味付けが絶妙。個人的にはカステラ卵が好きだった。ヤリイカやフルーツトマトも味わって食べたよ。
お椀:
鶏の酒蒸しとウルイ、焼きシイタケのお椀
ここでも春の息吹を感じさせるウルイ入り。
春という季節に『賛否両論』に行けてよかった!と思った。
■後半にどんどん美味しくなり、最後に待ち受けていた至福の時間
このあたりで『賛否両論』の料理のファンになりかけていたけど、ここからさらに料理が美味しくなっていったことに驚いた。
お造り:
真鯛、本マグロ、水ダコの三種盛り+酢飯
味噌のような色をしたのは筍醤油。これだけでも酒のあてになる。
軽く握った酢飯も嬉しい。好きな魚をのせてお寿司として食べられる。本マグロか真鯛か、、、本マグロにしようと思ったけど、結局、真鯛をのせて食べた。こんなふうに出されると、お造りも一度で二度美味しい。
焼き物:
サクラマスの桜の香り焼きと焼きアスパラガス、ふきのとうのポテトサラダ添え
サクラマスも美味しいけど、ふきのとう入りのポテサラがすごくツボだった。焼きアスパラガスと一緒にポテサラを食べると美味しさ倍増。
蒸し物:
ホタテとスナップエンドウのすり流し風の茶碗蒸し
食べたかったけど、ここでまさかの満腹状態にw
茶碗蒸しを食べてしまうと〆のご飯が食べられないと思い、友だちに食べてもらった。そもそも、いろいろな和食店でかなり高い確率で出る茶碗蒸しには若干、飽きていた。
けど、この料理はいわゆる茶碗蒸しとは違っていて、すり流しの中に茶碗蒸しが入っている感じですごく美味しかったらしい。食べればよかったかなw
食事:
生桜えびと葉ワサビ、天かすの炊き込みご飯
普通に桜えびの炊き込みご飯なのではなく、ここに入っているのは生桜えび。より海老の風味が感じられるんだけど、葉ワサビが入っていることで味が引き締まった印象。
お代わりしたかったけど、もうお腹いっぱいw
そうしたらお土産としてオニギリ2個を握ってくれた♡
デザートは6種類
なんと幾つでも選べるという、太っ腹!
どれも量は少なめなので全部選んでもOKだった。悩んでいたら、笠原さんが「全部イケる、イケる!」と(笑)。
とり将プリンと杏仁豆腐(胡麻ダレ)
焼きモナカときなこアイス
大葉シャーベットと本日のデザート(イチゴの羊羹)
最後の最後にこんな贅沢なデザートの時間が待ち受けていたとは。
9,500円のコースでここまで楽しめちゃうとは思っておらず、私は感激した。
一方、6,900円のコースはどんな内容だったんだろ?と気にならなくもなかったけど、再訪してもやっぱりお高いほうのコースにすると思う。
この日は男子たちがかなりお酒を飲んでたんで、彼らに多めに出してもらい、女子の会費は11,000円にしてもらった。
次はキノコの美味しい季節に行けたらいいなーと思う。
行くたび、お店のことを好きになりそう♡