前回の「釜田駅」からムグンファ号に乗って「機張駅」に到着!
わざわざ遠出してまで食べたかったもの、それは…。
ウニ丼
機張(キジャン)って、普通は市場で「カニ料理」を食べるんだろうけど、このときの自分の体調を考えると、蟹と海老はどうやらムリそう(涙)。
間違いなく、体がかゆくなりそうな雰囲気。
というわけで、ウニ丼を食べに♡
混ぜると↑こんな感じ。ホントに贅沢~♡
このウニ丼を知ったのは昨年のこと。
『アイラッシュサロン クレール』の悦子さんや『photo fix』の奈穂さん、韓国コスメブロガーのジャヨンミさんといった素敵なお姉様たちが、この機張のあたりを旅していて、ブログかFacebookに写真をUPしていて一目ぼれしちゃった♡
(追記:どうやら悦子さんはいなかったらしい 笑)。
もしかしたら、ソウルでも食べられるのかなー?と思いきや、ソウルでこのアンジャングパプ(ウニ丼)を食べられるお店はなく、韓国人の友だちからも「機張か済州島でしか食べられないみたい」と言われる始末。
なので、「釜山に行くなら、機張にも行きたいなー」と、ひそかに思っていた。念願が叶って嬉しい♪
「機張駅」でムグンファ号を降りて・・・
バスでお店の近くまで行くつもりが、足の指の痛みも悪化していてタクシーを利用。お店までタクシーで8分。4,200W(当時のレートで約450円)だった。
今回、入った食堂は『ミチョン食堂』
韓国のサイトでウニ丼を検索していたところ、このお店の情報をよく目にしたので、ここに決めた。
店内にいた、日本語ペラペラの韓国人から聞かれちゃったよ。
「どうして、このお店を知っているんですか?」と。
「韓国のサイトを調べて来ました」と答えたらビックリしながらも「このお店は美味しいから地元で人気なんです」と教えてくれた。
迷わず앙장구밥(アンジャンクッパ=ウニ丼)をオーダー
あっという間にバンチャンが並ぶ
どれもこれも手間がかかっている!
特にチヂミは、手作り感がにじみ出てる♡
最後にウニ丼が登場!
ここに汁よりワカメのほうが多いワカメスープが加わって・・・
全部で15,000W(食べたときのレートで約1,620円)
安い…。レートのいいときだったら千円ちょっとで食べられたのに。
ウニ丼は2種類のウニが使われてる
オレンジっぽいのと黄色っぽいのと、2種類のハーモニー
オレンジっぽいのはバフンウニで、黄色っぽいのはムラサキウニとのこと。
少しずつ混ぜていたら予想通りアジュンマから「もっと混ぜなさい!」と言われた。
この指導は毎度おなじみ(笑)
で、磯の風味豊かなウニで、美味しいのは美味しかったんだけど…。うーん、何かが足りない。
しかも新鮮なウニを食べ慣れていないせいか、やや苦味も感じるし。
ってわけで、アジュンマにお願いした「醤油ジュセヨ~♡」って。
これ、大正解!
醤油をタラ~ってかけて混ぜたら、グッと美味しくなった。
アジュンマたちは「やっぱり日本人だから醤油が好きなのね」って笑っていたけど、実はご飯の下にゴマ油入りの醤油タレがあって、食べれば食べるほど味が濃くなった。
最初からもっとよくかき混ぜていれば醤油は必要なかったかもしれない。
あとは、ここにワサビをちびっと加えたら言うことナシの美味しさ(?)とも思った。
いずれにしても、最後まで美味しくペロッと食べられちゃった。
私たちは日本人だから醤油派だけど・・・
韓国人はコチュジャン派よね。赤がお好きw
テレビで紹介されたりして、芸能人も多数訪れているそう☆
壁にはズラリとサインが飾られていた。
メニューでは「ソンケアルビビンバ」となってたよ♪
「ソンケ」も「アンジャング」もウニのことで、同じ料理なんだとか。
店舗情報
◇ミチョン食堂
-미정식당(ミチョンシッタン)-
住 所:釜山市機張郡日光面三聖里28-1(地図)
(부산시 기장군 일광면 삼성리28-1)
電 話:051-721-7050
営 業:09:00~21:00
(朝の9時頃はまだ準備しているかもしれないそう)
最寄駅:「機張駅」からタクシーかバス。地下鉄2号線「海雲台駅」からでもタクシーで20~30分!
―行き方―
タクシーで行く場合は「食堂名」と「住所」を運転手さんに見せればなんとかなる。
「機張駅」までのムグンファ号の時刻表は前回のメモを参考にしてね。
「機張駅」でムグンファ号を降りたら、こんな感じ↓
駅前も静か・・・
賑やかな釜山の国際市場のあたりとは全く違った雰囲気だなー。
Facebookでコリアンフードコラムニストの八田靖史さんからもメッセをいただいた。
ご著書『八田靖史と韓国全土で味わう 絶品! ぶっちぎり108料理』でも、このウニ丼が紹介されているそう。