台湾には美味しいものがたくさんあるけど、中には口に合わなかったものもある。
クソまずい、とまでは言わないけど、美味しいとは思えなかったもの。それは…。
紫晶酥(タロイモケーキ)
12個入り/320元(当時のレートで約1,150円)
今こうして書いてみると、思いのほか高い。免税店で買ったからかもしれないけど、台湾土産にしてはちょっとお高い。
パイナップルケーキに飽きた頃、いろいろな人のブログを参考にして買ってみた。書いている人たちは皆、「美味しい!」と大絶賛のお土産だった。
中はこんな感じ
なんだろ。イヤな予感しかなかった。
タロイモ餡のケーキを実食
紫芋なのでこんな色をしているが、味はよく分からなかった。
口の中の唾液をすべて奪われるような感じで、思ったほど甘くないけど味に決め手なし。
「美味しい」か「まずいか」と聞かれたら、少なくとも美味しくはなかった。
私は求肥が入ったものを買ったけど、求肥ナシもあった。
けど、求肥が入っていても入ってなくてもどちらでもいい気がする。食べたあとに、違う何かで口直ししたくなる。そんなお菓子。
多くの人が「美味しい」と書いている菓子なので、「こんなはずはない」と思ったが、もう一つ食べる気にはなれなかった。
後日、オット君が職場にこの紫晶酥を持って行った。
ここで皆が「美味しい!」と言ってくれたなら、私たちの味覚が人とズレてるってことなんだと思った。
が、職場の子たちの反応は、一様に“無言”だったらしいw
いつもならパイナップルケーキを食べて「美味しい♡」と言ってくれる女子たちも無言。
口に入れた途端、無言になった点は私たち夫婦とまったく同じ反応なので、あえて感想を聞くまでもない。
以来、台湾に行っても、このお土産を買うことはなかった。
とはいえ、紫晶酥もいろいろなメーカーが出しているだろうから、当たりハズレがあるのかもしれない。
ネットを見る限り「美味しい」という意見しか見当たらないので、上手くアタリを買えば、美味しいタロイモケーキを食べられるのかも!?