同じ作品なのに、キャストが違うだけで違った作品のような印象を受けるから不思議。
そんなわけで、またまた観に行っちゃった『フランケンシュタイン』
この日はこんなキャスト
博士 ビクター・フランケンシュタイン/ユ・ジュンサン
怪物 アンリ/ハン・ジサン
リュ・ジョンハン演じるビクターとはまた違ったキャラを見せてくれたユ・ジュンサン。目つきは鋭くとも、リュ・ジョンハンの冷酷なビクターとは明らかに違う。表情のよく見える席だったせいか、戸惑いや不器用さなんかも垣間見えて、人間くさいところが共感しやすかった。
歌はうーん…w
やっぱり高音が少しつらそうだった。歌い上げたときの拍手の量や観客の反応もリュ・ジョンハンほどではなかったように思う。
…が、第一幕でアンリと踊るシーンや、第二幕のジャック役ではリュ・ジョンハン以上に笑わせ、観客席を盛り上げてくれた。
ジャック役
上手いなー。その一言に尽きる。
アンリ役のハン・チサンは歌声が柔らかく、耳に心地いい~。
思わず抱きしめたくなるようなアンリだった。
自信満々に歌い上げたパク・ウンテのアンリとは全然違うのね~。
ハン・チサンのアンリ
どっちのアンリが好き?と聞かれたら、迷わず「ハン・チサン」と答えてしまいそう。それほどハン・チサンのアンリがよかった。
この日、最後の最後でユ・ジュンサンの声が引っくり返っちゃったのよね。
一番最後に歌い上げる部分。
えっ、ここで声が裏返るの~w
声がひっくり返っちゃダメな個所だよね。
リュ・ジョンハンとの歌唱力の違いを感じずにはいられなかったというか、ヤッパリ難しいナンバーだらけで演じる俳優さんたちには本当に大変な作品なのね。
最後に、友だちが言っていた。
歌唱力の素晴らしさではリュ・ジョンハン&パク・ウンテのコンビ。
けど好きだったのはユ・ジュンサン&ハン・チサンのコンビだと。
私もまったく同じ。
一つガッカリしたとすれば、ジュリア(カトリーヌ)役のリサかな~。
2回ともリサだったので。
『光化門恋歌』のときは見た目とかけ離れた声量に驚かされたけど、今回は少々物足りなさを感じた。
You Tubeで見た、もう一人の女優さんアン・シハほうがよかったかも~。
エレン役のソ・ジヨンとアン・ユジンがすごく良かったから余計にそう思えたのかな。
休憩中に友だちがゴチしてくれたアメリカーノ
嬉しいロゴ入りで思わず持って帰りたくなる(笑)。