日本ミュージカル&演劇等

『ミス・サイゴン』2016①

投稿日:2016年11月19日   

 

今年に入ってから日本でのグルメやミュージカルネタはほぼ<番外編>にてUPしているけど、この作品は韓国のミュージカル女優が主演ということでコチラにも。

 
ミュージカル『ミス・サイゴン』
ミスサイゴン2016_1_1

プレビュー公演で私、大変なことになった。
序盤から泣いて泣いて泣きまくり、顔が洪水にw

日本版『ミス・サイゴン』でこんなに泣いたのは初めてだった。

 
プレビュー公演のキャスト
ミスサイゴン2016_1_2

涙スイッチ入るのが早かったのは、キム・スハ演じるキムの姿に胸を打たれたから。

序盤は声が細く、頼りなげで、ベトナム戦争で家族を失った心細さと生きる気力のなさがにじみ出ている感じ。

体型が良すぎるので健康優良児に見えなくもないが、素朴なキムがクリスに恋をし、やがて母となって子を守る。
「命をあげよう」では母として生きる彼女の強さが声に出ていて、ことさら泣けるのだった。

嗚咽をもらしそうになったのは、キムとジョンの「プリーズ」♪
これ毎回グッとくるんだけど、この日は最前列だったので目を輝かせてクリスとの再会に期待するキムの表情に胸が激しく痛み、泣けた。

一方、ジョン役のパク・ソンファンの日本語がイマイチでw
この点が残念だった。

 
そして、この場面
ミスサイゴン2016_1_3

3年前のクリスとの別れ。
「あぁ、クリス、今でも信じてる。二人の愛、離れはしない」

このシーンのあとに、彼女はエレンの存在を知るんだけど、エレンに対して
「今夜クリスは会いに来るべきよ! 自分で言うべきよ!」

そう感情をぶつけるキム・スハが、顔を真っ赤にして泣いていた(涙)。
ショックを受け、戸惑うエレン。

クリスって、なんてロクデナシなのかしら…w

二人の女性に共感でき、ここから「アメリカンドリーム」まで湿ったハンカチをずっと顔に押し当てたままとなった。

エレン役の三森千愛ちゃん、以前よりずっと良い。
キム・スハに対して千愛ちゃんもまた感情むき出しで、ちょっと怖いぐらい。
なので、二人の対面シーンはとても見ごたえがあった。

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