年明け2020年1月3日(金)から日本でも公開される『エクストリーム・ジョブ』。韓国映画史を塗り替えた歴代興行収入No.1映画だ。
『エクストリーム・ジョブ』
(原題:『極限職業』/2019年/韓国/111分)
(c) 2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVED
2020年1月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
昼夜問わず走り回る麻薬捜査班
実績はどん底で、挙げ句の果てに解散の危機を迎えてしまう。
これ以上引き下がることのできないチームの年長者であるコ班長(リュ・スンリョン)は、国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手。
4人のチーム員たちとともに・・・
潜伏捜査を開始
捕まえるべきはイム・ベ(シン・ハギュン)
闇で麻薬を流通させる男だ。
麻薬捜査班は24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン店を買い取ることに。
ついに偽装創業してしまう!
ところが、絶対味覚を持つマ刑事(チン・ソンギュ)の隠れた才能により、思いがけずチキン店は名店として噂が広まる。
気づけば捜査は後回しで、チキン売りで目まぐるしいほどに忙しくなった麻薬捜査班。
ある日、絶好の機会が訪れるが―
チキンを揚げながら、犯人を挙げられるのか!?
*****
韓国では今年1月下旬に公開され、1,600万人もの観客を動員した大ヒット映画。
ただし、すごく期待して劇場に行くと多分ガッカリして帰ることになる。
なので「映画を見て笑って、チキンを食べて帰ろう」ぐらいに思いながら劇場に向かったほうがいい。
映画はなんだか昭和の香りがした。
昔の刑事モノのアクションコメディみたいな感じ。
映画を見て深く感動したり、考えさせられたりすることは特にない。
いや、あった。
この映画がなんでこんなに韓国でヒットしたの!?
それを考えずにはいられず、何人かの韓国人に聞いてみた。
まず公開時期がポイント。
映画が公開された後、韓国は旧正月を迎えた。この時期は家族で見て笑えるコメディ映画が好まれる。
そして何よりも“韓国の国民食”ともいえるチキンを素材にしたこと。これが勝利の要因だといわれ、ちょっと納得できた。
韓国人はチメク(チキン&ビール)が好きだからねー♪
ただ、映画に出てきたお店の実際の評価は、私が聞いた限りだとイマイチだったわw
ちなみに、歴代の韓国映画の累積観客数と興行収入では順位が違ってくる。
累積観客数 1位 『バトル・オーシャン/海上決戦』1,700万人 2位 『エクストリーム・ジョブ』1,600万人 |
これは映画のチケット代が値上がりしたため。
というわけで、本作『エクストリーム・ジョブ』は歴代興行収入No.1映画ということに。
こういう特別映像も楽しい♪
初笑い映画としてはいいかも。
オススメ度 ★★★☆☆
ベテラン(字幕版) 刑事モノではこっちのほうが断然面白かったな。 |