今、再ブレイクしているね~、コン・ユ!
そのコン・ユがチョン・ドヨンと共演した『男と女』が今週末から日本でも公開される。
『男と女』(2016年/韓国/115分)
©2016 showbox and bom film productions ALL RIGHTS RESERVED.
2月4日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください!
映画あらすじ
舞台はフィンランドのヘルシンキ―。
子供たちの国際学校でサンミン(チョン・ドヨン)と
ギホン(コン・ユ)は偶然出会う
二人は遠く離れたキャンプ場に向かうが、大雪で通行止め
誰もいない森の小屋で衝動的に体を重ね合い、互いの名前も知らないまま別れるのだった。
8ヶ月後―。
韓国・ソウルでの日常に戻ったサンミンの前に
突然ギホンが現れる
二人はどうしようもないほど激しく惹かれ合い
雪原が見せたひとときの夢は
やがて後戻りのできない恋へと変わっていく―。
*****
「海外ではコチュジャンが手放せない」など、冒頭から「韓国人、ある、ある!」といった感じ。
女がクールで男がマメなのも、今の韓国人カップルっぽい。
特にコン・ユ演じるギホンはチョン・ドヨン演じるサンミンの尻に敷かれている感じ。
彼の下心は見え見えだし、カッコいいから許されるけど、一歩間違えば、ストーカーのような一面も持っているw
行動は、昔でいう“アッシー君”のようでもあるし、こんな恋人なら一人、二人は欲しいと思わなくもない。何より、長身でイケメンだし(笑)。
ただ…、そのギホンのキャラがちょっと気になった。
私が知る韓国人とは全然違う。イマイチ曖昧だから。
これは冒頭、サンミンからも指摘されるけど、彼の曖昧さは後々まで変わらない。煮えきらない男ともいえる。
そして、思わず注目しちゃったのがチョン・ドヨンの表情。
フィンランドではほとんどスッピンに見える彼女が、ソウルではばっちりメイクをしていて色気が出ている点。
厚化粧ではないけど、つけまつげとアイラインだけで、女性の印象はこんなにも変わるものかとあらためて思う。
結末については賛否両論かも。
「これでよかった」と思う人もいれば、「うーん、これは…」と思う人もいるのでは。
人には、理屈では語れない感情があるし、終盤のサンミンの暴走は「えーっ」と思わなくもないけど、恋愛に正解はない。
多くの部分で共感でき、個人的には好きなラブストーリーだった♡
二人のラブシーンもすっごくキレイで、今回あらためて私はイ・ユンギ監督の作品がスキなんだと実感した。
マメな男と
いきなり暴走する女
そんな男と女の間に立ちふさがったのは一枚の扉。
二人の恋の行方は―?
オススメ度 ★★★★☆
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