今月の釜山国際映画祭で主演女優のコン・ヒョジンと文在寅大統領とのツーショット写真が話題になった。
韓国映画『女は冷たい嘘をつく』。来週から日本でも公開される。
『女は冷たい嘘をつく』
(原題:『Missing:消えた女』2016年/韓国/100分)
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2017年10月30日(月)よりシネマート新宿、11月10日(金)よりシネマート心斎橋にて公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
ジソン(オム・ジウォン)はシングルマザー
1歳の娘ダウンの親権をめぐって元夫と調停中。
彼女は一人でダウンを育てるため、中国人のベビーシッターに娘の世話を任せ、自分は深夜まで仕事に追われる毎日だった。
中国人ベビーシッターのハンメ(コン・ヒョジン)
娘のダウンもすっかりハンメになついていた。
ところが、ある日突然ハンメとダウンが姿を消す―
心当たりを捜し回るジソンだったが手がかりはない。
仕方なく警察や元夫に知らせるジソン
けれど、誰も彼女を信じず、養育権訴訟中に起こした自作自演と疑われてしまう。
結局、一人で娘たちの追跡を続けるジソン
家の前をうろつく正体不明の男からハンメの情報を得ることに。
そしてハンメの名前や経歴が嘘であることを知る
次々と衝撃的な事実が明らかになるのだった―。
*****
見終わっても、子供を連れ去ったハンメを憎むことはできない。
外国人で低所得者の彼女にとって、ここ韓国はまさに“ヘル朝鮮”。むしろ同情してしまう。
まったく対象的に見えたジソンとハンメだけど共通点も多く、それが皮肉に思えて胸が痛んだ。
オススメ度 ★★★☆☆
あの子を探して [DVD] まったく違う話だけど、こちらも背景にある闇は深い。 |