5月7日に日本で公開されるはずが、緊急事態宣言を受けて延期に。『めまい 窓越しの想い』は来週6月4日(金)に公開される。
『めまい 窓越しの想い』
(原題:『めまい』/2019年/韓国/114分)
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2021年6月4日(金)よりロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
高層ビルのオフィスで働くソヨン(チョン・ウヒ)
契約社員として生活している彼女には誰にも打ち明けられない秘密があった。
それは上司ジンス(ユ・テオ)との社内恋愛
加えて、毎晩かかってくる母からの電話も彼女を悩ませていた。
安定した生活を求めているソヨン
なのに、彼女を取り巻く環境はどれも不安定
やりきれない思いを抱え、ストレスから耳鳴りとめまいに苦しむ。
ある日、ソヨンはオフィスの窓の外でロープにつながったまま彼女を見つめる清掃員と出会う。
清掃員の名はグァヌ(チョン・ジェグァン)
高層オフィスビルで息苦しい日々を送るソヨンは―
窓の外をロープで縦横無尽に移動するグァヌが気になるように。
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韓国ではコロナ禍前の2019年10月に公開。1万4千人を動員し、この年の興行ランキングでは101位に終わる。
同時期に公開されたのは『82年生まれ、キム・ジヨン』。こちらは367万人を動員して7位に。真逆の結果となった。
映画って難しい。感想は観る人の好みにも大きく左右されるし、時期にもよる。
以前、『マイウェイ 12,000キロの真実』が韓国でコケた理由を韓国人に聞いたとき、「クリスマスの幸せ気分のとき、戦争映画を見たいと思いますか?」といわれ、返す言葉がなかったw
そう言われてみると、本作もコロナ禍で疲れているときに観たいかというと微妙かも。
生活に余裕のある人はいい。けど、そうでない崖っぷちの人が見たとき癒やされるところまで行くかどうか。希望を持てるかどうか。
観る人の気持ちの持ちようで受ける印象が違うかも。
ヒロインに共感しつつも、サビのないバラードを聴いている感じがした。
オススメ度 ★★☆☆☆
82年生まれ、キム・ジヨン(字幕版) 本作が韓国で公開時の対抗馬。 素晴らしい一日 [DVD] |