今月のソウル旅行。
予定がギッシリ詰まっていたため、韓国ミュージカルは諦めていたが、なんとか1本だけ見に行くことができた。
『ラ・カージュ・オ・フォール』
あらすじは簡単にまとめたものを下に書いたけど、実は私にとって初『ラ・カージュ』。市村正親&鹿賀丈史のコンビで日本版が上演されていたけど、そちらは見にいけなかった。
ザザことアルバン役のチョン・ソンファ(写真:左上)
この人を舞台上で見るのも今回が初めて!
韓国版『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャンを演じる俳優。
あぁ~、この人がジャン・バルジャン、バルジャン、バル…。
えぇ~っ???
そのジャン・バルジャンの雰囲気など微塵も感じさせないぐらい彼は完璧なゲイで、表情や仕草のどれもがとにかく愛らしい~♡
たまに“男”が出るから面白いし、このザザの言動に目は釘付けに。お腹が痛くなるほど大笑いした。
こんなに笑った作品は昨年の『キサラギミキちゃん』以来かも~。
ジャコブを演じたキム・ホヨン君(写真:左下)は、『モーツァルト・オペラ・ロック』のモーツァルト、モーツァ、モー…。
えぇ~っ???
こちらもまったくの別人みたい。すっごく可愛いくて、笑える女子になっているぅ♡
主な舞台がゲイクラブなので、歌だけでなく、華麗なダンスショーも楽しめた。初『ラ・カージュ』のわりに「ありのままの私」など聞いたことのあるナンバーもチラホラ。しかも、散々大笑いさせておいて、終盤でホロリとさせるという構成も素晴らしい~。最後には爽快感が残った。
あらすじはウィキにも出ているけど、ゲイクラブで繰り広げられるホットなコメディ。
ゲイクラブの人気スターであるザザことアルバンと、経営者ジョルジュは長いこと連れ添っているゲイカップル。ジョルジュには息子ジャンがいて、ザザが母親代わりとなって育ててきたのだった。
そのジャンが恋人と結婚したいと言い出したから大変。ジャンの恋人アンヌの父親はゲイクラブを嫌う政治家。ザザは女装して、ジャンの母親役を演じ、アンの両親から結婚の許可をもらおうとするが―。
人と人との絆は血よりも濃い。ザザとジャンの親子愛、ジョルジュとの家族愛に最後は感動した(涙)。
それにしても…。アンヌママを演じたチョン・スギョンがPSYの「江南スタイル」でおなじみの馬ダンスを披露。
PSY(サイ)「江南スタイル」
カテコも馬ダンスを踊りながら登場し、大盛り上がりとなった。