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台湾ドラマ『模仿犯』

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尊敬する友だちがこのドラマの制作に携わっており、GW中に観てみた。
最初に感想を言うと、面白くてグイグイ引き込まれていった。

過去に観たことのある台湾ドラマとは全然違う!
韓国ドラマや日本のドラマにも負けないクオリティーで、宮部みゆき原作の『模倣犯』の世界観に引きずり込まれていく。

 
台湾ドラマ『模仿犯』(全10話)
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Netflix

なんと、ネトフリの非英語ドラマ部門で世界2位にランクイン。
そもそも台湾ドラマがネトフリの世界視聴ランキングの10位以内に入るのは初めてだったそうで、台湾ドラマ界の快挙ともいえる。

2001年に発売された宮部みゆきの小説『模倣犯』が原作。
それゆえに小説を読んだのはもう20年以上前で、正直、ストーリーの細部まではよく覚えていない。
日本でも映画化されたことがあり、ひどい内容だったことは記憶している。小説は面白かったのに、映画は「観なきゃよかった」と思えるレベル。駄作以下だった。

なので、台湾でドラマ化されると知ったときも不安しかなかった。
その予想がいい意味で裏切られてすごく嬉しい。

 
主役を演じたのはウー・カンレン
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模仿犯©GrX

まさに“台湾版 福山雅治”。若い頃の福山雅治を思い出した。
このドラマに登場する主人公グォ・シャオチという検事は小説にはなかったキャラクターだけど、そんなことは1ミリも気にならなかった。ハマり役で、観終わる頃にはウー・カンレンのファンになっていた。

もう一人、ユンホイ役の(アリス・クー)という女優さんも気になった。彼女のキャラにとても共感できた。

ストーリーは小説にはなかった要素も多々入っていたけど、それはそれでドラマを盛り上げるのに必要なエピソードだったと思う。
ただ、映像は台湾っぽさがあまり感じられず、これを日本のドラマと言われたらそう見えなくもないし、韓国ドラマと言われても違和感なく観れたかもしれない。
ってぐらい、台湾っぽさがない。
台湾好きにはちょっと物足りなさがある。

脚本にはいくつか穴があるように感じたが、実は配信前にカットされたシーンもあり、私の疑問はそのカットシーンに含まれていたらしい。中には「この設定はいらなくね?」と思った部分もあるけど、そういったことが気にならなくなるほど面白く仕上がっていたと思う。

原作の魅力もあるだろうけど、それでも日本での映画化は残念なことになっていたので、やっぱり丁寧に映像化していった結果なのでは。

そういえば、台湾ドラマをこんなに真剣に観たのって何年ぶりだろ?
韓国ドラマだけでも手一杯なのに、これからは台湾ドラマも観ることになりそうw

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