以前から「美味しい!」と聞いていたお店に連れて行ってもらえた。
場所は横浜より先の「山手駅」。駅前ではなく、そこからタクシーに乗らないといけない。
『やきとり 本牧』
情報がなかったのでググったら、グルメ王・アンジャッシュ渡部のブログに行き当たる。どこにでも遠征しているなんて、恐るべしグルメ王w
先に感想を言うと、よくある焼き鳥店ではなかった。
なんて言うんだろう。焼鳥を軸に、焼肉店のようでもあり、洋食や和食も出てくるという。次に何が出てくるのかまったく予想がつかない、不思議なお店だった。
まずは前菜
そういえば、食事が始まるとすぐに厨房内で大将と女将のケンカが始まった。
これは聞いていた話なので想定内。目の前で繰り広げられる口喧嘩を気にせずに食事した。
すぐに串かと思いきや…
衣サックサクのフライドチキンのサラダ
このフライドチキンに静かに感動した。フライドチキンって、私は正直「韓国や台湾で食べるほうが美味しい」と思っていたけど、お店を選べば日本のも十分に美味しいと実感。
シャトーブリアンまで♡
美味しいに決まってる♡
すでに焼き鳥屋さんの概念から外れたかもw
牛たんはブラックペッパー味とニンニク味
あわびのリゾットも登場するなんて夢のよう!
アスパラベーコンとササミ
ちょっとイタリアンなトマトチーズベーコン串が出てきて…
〆はボリューミーな焼きおにぎりかと思えば…
なんと蕎麦までw
この流れはまったく想像していなかった。
しかも本格的なプリンのデザート(涙)
誰かの誕生祝い!?ってぐらいの豪華さ
少し硬めのプリンなんだけど、これが懐かしい味がしてツボだったわ♡
そして熟成マスカットで終了
マスカットに似たサーペンティンという蛇の石と一緒に。
そもそもマスカットをドライにするならまだしも、熟成させるってどーゆーこと???
美味しいマスカットは熟成させると、より甘さが引き立つということを初めて知った。
この日の会計は皆がワインをたらふく飲んだため、一人当たり18,000円。
一見、お高いように思うけど、この内容で都心だと一体いくらになるんだろ?と考えると、ヤッパリお安いんだろうな。
私が思い描いていた“焼き鳥屋さん”とは全然違っていて楽しかった。季節によって出てくる料理の内容が違うらしく、次はまた違った串と出逢えそう。
連れて行ってくれたKちゃんに心から感謝♡
オマケ
22年以上の付き合いになる某デスクとケンカ中で険悪だったけど、美味しい料理の前では一時休戦。はらわたが煮えくり返る思いでも、料理の前では自然と笑顔になれるから不思議。
とはいえ、店を出て電車に乗ると休戦協定は白紙に。厨房内で喧嘩していた大将と女将さながらの言い合いがスタートw
この戦闘態勢への切り替わりというか、スイッチの入り方が我ながらすごいと思った。