今年は年明け早々、素晴らしいお店と出逢えた。
『讌 / うたげ』
一般的にはまだそんなに知られていないけど、グルメさんたちの間で話題になっていたお店。
高まる期待♡
そして、その期待を裏切らない、、、というか、期待をはるかに上回る内容。
今年に入ってからも、夜は週に4~5回ペースで会食しているけど、今のところ今年行ったお店の中でダントツの1位。
料理のひとつひとつがすごく凝っていて、それなのにコスパがいい。毎月でも“うたげ会”をやりたいぐらい私は気に入ってしまった♡
このお店の料理を知ってしまうと、予約の取りづらい超有名店で高いお金を出して食事するのがバカらしくなる。
前菜の盛り合わせ
- 沖縄の島豆腐の味噌漬けと、薩摩しぼりという大根の漬物
- 愛媛の鯵
- 京人参と呼ばれる東洋種の人参
- 柔らかくて甘みのある東洋種のチヂミほうれん草
- 茨木のれんこん
- 北海道産のカボチャ
- 山梨のヤーコン
- 佐賀のイチゴ
これを一緒に食べる。
上には房総の菜の花の辛子和えをのせている。
リコピンたっぷりで抗酸化作用があるという。これにピーナッツオイルとエシャロットに漬けたソースをかけている。
すり下ろした胡麻で和えている。セサミの香りが楽しめる。
アーリオオーリオみたいな味付け。
0℃で2週間寝かせたものを揚げて南蛮漬けに。
ぬか漬けにして辛子マヨネーズで和え、最後に南高梅をドライフルーツにしたものをかけている。
をマスカルポーネと豆腐と白和えに。
一つ一つの料理が本当に美味しくって、何か口に入れるたび“口福”になる。例えば“レンコン”という素材ひとつにも味付けを工夫していて、これが嬉しい。前菜でも何一つハズレがないって、実はすごいことだと思う。
チキン
某有名店で食べる“とだチキ”のよう。もちろん、コチラのチキンも美味しい。
お造り盛り合わせ
- 千葉のサバ
- 出汁で作った煮玉子
- 紅芯大根とカラスミ
- 北海道のホッキガイ
柚子を使った酢味噌をかける。 - 常磐のあん肝
- 真鯛(お腹側)
- 真鯛(背側)
- 真鯛の中落
しっかり目に〆たという。デュレというハーブで作った酢味噌をかけている。
醤油のムースがのっていてひと口で食べると幸せな気分。
カラスミは梅酒を使って作ったのが特徴的。
トロトロになるよう蒸し、バルサミコと醤油で作ったソースでピンクペッパーとブルーチーズを削ってかけてある。
レモンオイルとお塩で。
昆布〆に山菜で作ったソースで食べる。
なめろうにしてある。
前菜の凝りようにも驚いたけど、お造りはそれ以上。
ただ単に魚を切って刺身として出すのではない。
どれも手が加えられている!
こんなに楽しくお造りを食べたのはいつ以来だろう?ってぐらい、皆、唸っていた。
真鯛とムール貝とカブのブイヤベース風
和食っぽい料理が続いたかと思いきや、ちょっとフレンチっぽい感じ?
とにかく飽きさせない。
白菜の煮込み
白菜の甘みが存分に感じられる。日本人が好きな味でホッとする♡
〆はユリ根の炊き込みご飯
これがまた美味しくってビックリ。そもそもユリ根の炊き込みご飯ってあまり食べたことがないから嬉しかった。
ホクホクのユリ根にお芋のON
美味しすぎてお代わりもしちゃった♡
こんなに美味しい料理を楽しめて、このおまかせコースはなんと4,500円程度。お酒を飲んでも飲んでもせいぜい7~8千円程度に収まってしまう。衝撃だった。
予約待ちウン年といわれる人気店の半額で済むし、そちらに負けないぐらいの美味しさ。いや、それを超える美味しさだったように思う。
毎月でも通いたい♡
『讌(うたげ)』、間違いなくリピ決定!!
…それにしても、みんなどうやってこういうお店を見つけるんだ!?
その嗅覚がすごい!!