私が“神”と思う友だちが予約困難なレストランを取ってくれた。
この世には美味しいものがたくさんあるけど、やっぱり別格!
食べていて感動したよ。
『カンテサンス』
10年連続「ミシュラン」の三ツ星を獲得しているフレンチの名店。それゆえ、とにかく予約が取れない(涙)。
これが有名な“白紙のメニュー”
「本当にあるんだー」と感激(笑)。
その日の最高の料理を出してくれるのでメニューは不要!
シェフおまかせコースに期待が高まる。
■素材の美味しさが感じられる料理にいちいち感激♡
白紙のメニューを目にした瞬間から至福の時が始まった。
葱のスープ
小さなグラスの中に、じっくりと焼いた葱のピューレの旨みがギュッと詰まっていた。
ヤギのミルクと百合根のババロア
塩とオリーブオイルが濃厚な山羊乳を引き立てる。シンプルだからこそ堪能できる味ってあるのね。
トリッパと日向夏ソース
トリッパは苦手なんだけど、初めて美味しいと思った。日向夏のソースが素晴らしい。
この日の魚はスズキ
スズキのポワレを独特のソースと一緒に。これもシンプルに見えて深い味わい。
芋豚のロースト
低音で3時間も余熱と加熱を繰り返したというロースト。かなりボリュームある。
見ただけでお肉の柔らかさとジューシーさが伝わってきた♡
あまりにも美味しく、不謹慎にも白いご飯と一緒に食べたくなった(笑)。
■最後に待っていた衝撃の味!
デザートもこれまた印象的。
目玉おやじ(笑)
ココナッツのクリームにエスプレッソとピスタチオオイルをのせたもの。デザートっていうことになるようだけど、これは私にはちょっと微妙だったわ。
メレンゲのアイスクリーム
パッと見は地味なんだけど人生で食べたアイスの中で一番美味しかった!
メレンゲを細かく砕いてパウダー状にし、アイスクリームに仕上げたそう。表面には能登産の塩を軽くスプレー。思わず唸った。
この美味しさは食べた人じゃないとわからないと思う。想像を超える美味しさだった。
コース料理に加えてワインも飲んだので、この日のランチは一人14,000円超だった。
行く前は「ランチにしてはお高いな―」と思ったけど、最後のアイスを食べたらそんな考えは一気に吹っ飛び、次の予約を入れちゃった。
このお店は基本的に同じ料理は出さないそうだけど、「メレンゲのアイスは次もぜひ!」とお願いした。次回のランチが楽しみ♡