コロナ禍だったのもいまや遠い過去なのか、韓国ソウルにも観光客が戻ってきている。
前回も書いたが、北村の街は大盛況だった。
私たちはここで時間を潰す必要があったが、けど、ここには大勢の観光客がいる。
「落ち着いた場所で少し休憩したいなー」と思っていたら、なんと!
目の前に素敵なカフェがあった。
まさにデジャヴだった。
『紫茗書室 / ジャミョンソシル』
なぜ、デジャヴかというと…。
過去に偶然見つけた『ウリ茶』という韓屋カフェを思い出したからだ。状況が似ていた。
扉の中に広がる庭
足を踏み入れた瞬間、喧騒から逃れることができた。
木から落ちているのはカリン
画像では伝えられないが、もしも自分に絵描きの要素があったなら、この落ちているカリンでさえ描きたくなるほど美しく見えた。
建物の中にあるのは“静寂”
案内された個室
日差しの入り方が奥ゆかしい。
なんて、素敵な空間なんだろう。
こんなに心が穏やかになれる空間があったなんて。
もし、ソウルに行って「どこ行こうか?」と考えるのなら、ここは超オススメ。
伝統茶と伝統菓子のセット
私は五味子茶とバナナケーキのセットで18,000W(このときのレートで約1,990円)
安くはないが、場所代も込みなので。
こちらのセットはもう少しお高かったw
バナナケーキは普通
私は自分でもパウンドケーキを焼いたりするので、バナナケーキは普通に感じられた。
が、あくまでも、この空間で食べることに意味があるので、ここでお茶を飲みながらマッタリする時間は本当にオススメしたい。
ここでのんびりすると、外に出たくなくなる。
あぁ、またあの賑やかな場所に戻らないといけないのか、と。
偶然に見つけた場所なので、あとで調べてみたら、以前は宿泊もできたみたいね。
今回の旅は急遽決めたのと、直前まで仕事でバタつき時間がなく、旅のスケジュールを考えている余裕がなかった。
なので、行き当たりばったりなところもあったけど、詳細を決めていなくても…というか、詳細を決めていなかったから、こんな素敵なカフェとめぐりあえた。
本当に素晴らしい経験だった。
店舗情報
◇紫茗書室―자명서실(ジャミョンソシル)―
住 所:ソウル市鍾路区嘉会洞31-95(地図)
(ソウル市鍾路区北村路11ラギル11)
電 話:010-6554-9802
営 業:10:00~18:00
最寄駅:3号線「安国駅」2番出口より徒歩15分