寝不足の日々が続いている。真夜中にコーヒーを飲み、睡魔との闘い。体力も気力も限界に近づいてきた。
けど以前から一つ決めていることがある。それは「時間のないときほど遊ぶ!」ってこと。
担当の編集者さんからは「何を寝とぼけたこと言ってんだよ!」と激怒されそうだけど、煮詰まっているときにPCに向かっていても作業は進まない。
たまに外でストレスを発散しているから、つらいことにも耐えられ、校了を迎えられるんだと思う。
…って、言い訳はこのへんにしておいて、ここからが本題ね(笑)。
先週の今日『K-Musical Stars Concert2013』に行ってきた♪
韓国ミュージカル界で大活躍の俳優さん、女優さんらが集まって数々のミュージカルナンバーを歌いまくるという。
韓ミューファンにとってはたまらないイベント。「これは行きたい!」と思い、知り合いにチケットをお願いしたのだった。
K-Musical Stars コンサート2013
左からキム・スンデ、イム・テギョン、オク・チュヒョン、チョン・ドンソク王子。
しかも姿月あさと&平方元基がゲスト出演。平方君はドンソク王子の『ウェルテルの恋』も観に来ていたのよねー。
私と一緒にいた某劇場のプロデューサーさんが帰りに気づいて挨拶をしていたから。本当に韓ミューが好きなのね。
そんなこんなで、睡魔と壮絶な闘いをしながら「赤坂ACT」へ。
受付でチケットを受け取った際、「関係者席で、らぶこさんの周りはすごい方たちばかりですよ」と教えられた。
眠かったので「ふ~ん」って感じだったが、開演直前でその言葉の意味を実感。日本の大手エンタメ会社の会長とか社長クラスがすぐ近くに!
そんなオジサンたちに囲まれて小さくなっていたら、最後は城田優クンも登場。近くの席に座っていた。もしかして、あのブロックで凡人は私だけだったんじゃないか。
直前まで「途中で寝ちゃうかも」と心配していたコンサートだけど、まったくそんなことはなかった。
いきなり『ロミオ&ジュリエット』の「世界の王」からスタート。目が覚め、この瞬間、我に返った。これは城田くんも嬉しかったのでは♪
続いて『Wicked』『オペラ座の怪人』『エリザベート』『モーツァルト!』『ルドルフ』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』…。
やばい。これ、すごすぎ!
名曲の数々を韓ミュー俳優たちのパワーボイスで聴けるとは…。とても贅沢で、眠気どころか鼻血が出そうなほどの興奮を覚えた(笑)。
収穫は、先月ソウルで観られなかった『レベッカ』のナンバーかな。
オク・チュヒョンの歌声に震えた。『エリザベート』のシシィよりよかったかも。そう思えたほど。これを聴けたのは嬉しかった。
っていうか、Fin.K.Lだったんだよね~と、不思議な感じもした。
反対に、あえて観なかった韓国版『ラ・マンチャの男』もこの人たちの歌声で聴くと別モノね。こんなにも素晴らしい曲だったのかと、観なかったことを後悔…。(観なかった理由は知る人ぞ知る )
あと、今年はもう一度『モンテクリスト』を観に行きたくなった。ナンバーが耳から離れなくなっちゃったので。
もう~、すべてにおいて贅沢すぎて、鳥肌が立ちっぱなしの2時間半だった。
そして何よりすごいのが、同じブロックのオジサマたちがカーテンコールですぐさま立ち、韓ミュー俳優や女優に惜しみない拍手を送っていたこと。
私の隣の某プロダクションの方も「すごい!」「本当にすごい!」と口にしながらスタンディングオベーション。韓国ミュージカルのパワーをあらためて実感した。
終演後は楽屋へ。大勢の人たちが次から次へと集まって大変なことになっていたけど…。
ちょうど写真撮影中
誰かが足りない?と思っていたらキム・スンデが写っていなかった。
撮り直したけど、それでも切れているw
この直後、とんでもないことが・・・。
なんと!城田優クンとマテも楽屋に!
日本版トートの城田くんと・・・
韓国版ルドルフのキム・スンデ(左)、ドンソク王子(右)。
すぐ近くにはウィーン版トートのマテ・カマラスがいるという(笑)。
ちょっと興奮もんだった。これは貴重な光景。残念ながらマテも一緒に並んでいるところを撮れなかったけど、目に焼き付けた。
ちなみに城田君とは久々の再会。少しだけお話できてよかった♪
それにしても、楽屋に入ってきた城田君がドンソク王子と「久しぶり~」と挨拶を交わしながらハグをしたのにもビックリ。いつの間に友達に?
前回、城田くんとカレーを食べたときも韓ミューの話が出たけど、交流については聞いていなかったので。
これまた貴重なシーンだった!
最後は、城田君も『ロミジュリ』がんばってね~と、エールを送ってきたよ。