昨年、ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を獲得!
公式サイトを見れば分かるが、ほかにも数多くの賞を受賞した韓国映画『嘆きのピエタ』。
今週15日(土)より、ついに日本で公開される。
アレコレ考えるよりは観たほうが早いかと。興味のある方は映画館にGO!
『嘆きのピエタ』
(原題:『ピエタ』/2012年/韓国/104分)
(c)2012 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
15日(土)よりBunkamuraル・シネマ、22日(土)より梅田ガーデンシネマなど、全国順次ロードショー!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
母親に捨てられ、天涯孤独に生きてきた借金取りのガンド。彼は血も涙もない冷酷な男。債務者に重症を負わせ、その保険金で借金を返済させる。
そんなガンドの前に突然「母親」を名乗るミソンが現れた。
ガンドは信じないが、彼女は過去を謝罪し、彼に愛情を注ぐ。
やがてガンドはミソンを母親として受け入れるようになり、いつしかかけがえのない存在に。
ところが、突然ミソンが姿を消し、ガンドは―。
*****
ちなみに“ピエタ”とは、十字架から降ろされたイエス・キリストの遺体を抱き、悲しみに暮れる聖母マリア像のこと。
「哀れみ」という意味も持ち、慈悲深き母親の愛の象徴でもある。
「嫌い嫌いも好きのうち」で、「キム・ギドク監督作品は苦手」と言っているわりには、今回もまた観てしまった(笑)。
結局のところ、『アーメン』以外はすべて観ているが、うーん…。
今回の作品はいつも感じる刃物のような鋭さや痛み、グロさなどがわりと軽減されているというか、この監督のファンには少し物足りないかも。
反対に「キム・ギドク監督の描く世界が苦手」という方は、比較的、足を踏み入れやすいかと。
いずれにしても、キム・ギドク監督らしく、本作でも残酷な結末が待ち受けている。
オススメ度 ★★★☆☆
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