フランケンシュタイン博士と、博士が創り上げた怪物を東山紀之と坂本昌行が交互に演じるという。これはジャニーズファンでなくともぜひ観てみたい!と思える舞台だった。
『フランケンシュタイン』
詳しいあらすじやキャスティングスケジュール、チケット情報等は公式HPをご覧ください。
私が観たのは「博士=ヒガシ」で「怪物=坂本」というキャスティング。
お二人のお顔が肉眼でハッキリと見える前方席で舞台を楽しむことができた。
驚いたのはクリーチャー(怪物)役の坂本。ヘアメイクでそれなりに醜くなっているんだけど、赤ちゃんのようで、私の思い描く怪物とは全然違っていた。
体型が細いためか、「怖い」「恐ろしい」といった風貌には見えない。
生まれたばかりの赤ちゃんと同じなので、そういう演出だったのね。
やがて彼は言葉を覚え、感情が芽生えていくんだけど、それで幸せになることはなく…。
自分が人々から受け入れられないことを思い知り、絶望感を覚える。
そして憎しみを胸に抱き、フランケンシュタイン博士と対峙するわけだけど、二人を待っていたのは残酷な結末だったという。
哀しい。ただ、ひたすら哀しい結末…。
この舞台、どうやらリピーターさんも多かったようね。
終盤、ウルウルと泣かれている方たちも周囲にいた。
2時間15分ほどの舞台で途中休憩はなし。
前半、博士役のヒガシはほとんど登場しないんだけど、怪物の坂本は最初から最後までほぼ出突っ張り。
集中力が途切れることなく、最後まで演じきる姿は素晴らしかった。
物語とは関係ないけど、特筆すべきはヒガシのカッコ良さ!
残酷で狂気に満ちた博士役なので、それなりのアイメイクだったものの、それでもカッコイイ~。とても47歳とは思えない。
一体、なにを食べているんだろ…。
今もこんなに素敵に輝いていられるなんてw
木村佳乃がうらやましく感じられた。
怪物のメイクがちょっとアレなんで、正直、ヒガシが博士役でよかったと思った。
同じメイクをヒガシがしていたら、きっと直視できなかった気がする。
人気チケットだけど、当日券もあるみたい。
詳しくは公式HPで。