日本のコミックを原作にした『リトル・フォレスト 春夏秋冬』が日本で公開される。
ヒロインが食べている姿を見ているだけで、なぜかこっちまで満たされるから不思議w
『リトル・フォレスト 春夏秋冬』
(原題:『リトル・フォレスト』 2018年/韓国/103分)
© 2018 Daisuke Igarashi /Kodansha All Rights Reserved.
2019年5月17日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマほか全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
恋愛、就職と何一つ思い通りにいかないヘウォン(キム・テリ)
彼女はあらゆるものを都会に残したまま故郷へと戻る。
そして旧友と再会
ジェハ(リュ・ジュンヨル)
彼は、他人とは違う自分だけの人生を生きるため故郷に戻っていた。
一方のウンスク(チン・ギジュ)は・・・
今も平凡な日常からの逸脱を夢見ている。
そんな二人と共に、自ら農作物を育てるヘウォン
一食一食を作っては食べ、冬から春、そして夏。
秋を経て・・・
再び冬を迎えることに
こうして特別な四季を送りながら、思い起こすのは母との出来事。
忘れていた母親(ムン・ソリ)との思い出
故郷に戻ってきた真の理由を悟った彼女は、自分らしい新たな“春”を迎えるための第一歩を踏み出すが―。
*****
“読んで美味しい”と話題になった五十嵐大介の漫画『リトル・フォレスト』。
意外と言ったら怒られそうだけど、まさか韓国での観客動員数が150万人を突破するとは。
ほぼ同時期に公開されたカン・ドンウォン主演の『ゴールデンスランバー』より集客していたなんて少々驚いた。
日本のコミック原作とはいえ、そこは韓国映画。白菜でキムチチゲクッパやチヂミを作ったりして冒頭からお腹が空く。
すいとんや豆乳ククス、トッポギ、マッコリから日本の料理まで、見れば見るほどお腹が空くけど、一食一食こちらが癒やされていくというのはどういうことなんだろう?
華やいだ都会できらびやかな生活をしているからといって、人は幸せになれるのだろうか?
それは分からないけど、都会で居心地の悪さを感じながら充足感が得られない人は、この映画を見るとちょっとした開放感にホッとするかも。
ユチョンの元婚約者ミルク姫のインスタを見たあと、この映画を見ると、もはや同じ国とは思えないほどのギャップを感じる。
両手いっぱいのブランド物をUPしているミルク姫と、収穫したもので料理を作って美味しそうに食べているヘウォン。
人生いろいろだなw
オススメ度 ★★★☆☆
リトル・フォレスト(1) (ワイドKC) 原作です。 リトル・フォレスト 冬・春 [DVD] |