韓国映画

韓国映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』

投稿日:2014年4月17日   

 

いよいよ今週19日(土)から日本でも公開される。『ファイ 悪魔に育てられらた少年』。結構、強烈よ。

 
『ファイ 悪魔に育てられた少年』
 (原題:『 ファイ:怪物を飲み込んだ少年』/2013年/韓国/125分)
ファイ-メイン
© 2013 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND NOW FILM ALL RIGHTS RESERVE

今週4月19日(土)より、シネマート新宿ほか全国で順次公開!

詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。

 


 

映画あらすじ

幸せに暮らしていた幼い頃に誘拐された少年ファイ(ヨ・ジング)
ファイ-サブ1

彼は“5人の父親”から犯罪者として育てられた。
やがてファイは、取り返しのつかない犯罪によって残酷な真実を知るように―。

 
殺人強盗集団である5人の父親のリーダーはソクテ(キム・ユンソク)
ファイ-サブ2

ファイの心と同様に、彼の心にもまた怪物が棲んでいるのだった。

 
犯罪のスキルを教え込まれたファイと5人の父親は混乱に
ファイ-サブ3

そこに不動産会社まで入ってきて修羅場となる。

 
「父さん、なぜ僕を育てたのですか…」

 
*****
ソクテの心の闇がよく分からなかったんだけど、終盤で彼の過去が見えてくると、そこでようやく事件に巻き込まれたイム・ヒョンテク(イ・ギョンヨン)との関係が理解できた。
神を信じていたヒョンテクと、悪魔に魂を撃ったソクテ。皮肉な話だ。

そう、この映画はとっても理不尽なストーリー。
けど世の中ってどこか理不尽よね。自分が望んでもいないのに他人によって勝手に運命を変えられる…みたいな。
いくら神様に祈っても、現実はそう簡単には変えられないってことも痛感した。

ヨ・ジング演じるファイも不幸には違いないけど、それも彼の運命。
果たして、彼の心から“怪物”が消える日は来るのだろうか。

 
『悪いやつら』でちょっとロン毛だったキム・ソンギュン
悪いやつら-チャンウ

今回のドンボム役では違ったヘアスタイルで登場
ファイ-ドンボム
次回作はどんな髪型になっているのかしら。

 
全然違うストーリーだけど、“疑似家族”って要素に宮部みゆきの小説『理由』を思い出した。

特筆すべきは、ボムス役のパク・ヘジュンのカッコ良さ♪
ヨ・ジングの迫真の演技もすごい。「ファイよ、そこまでやるか」ってぐらい、彼は変貌していく。

上映時間は125分なんだけど、最初から最後までストーリーとキャストに引きつけられ、あっという間に感じられた。
残酷な話だけど、まったく飽きさせないストーリー展開に目が釘付けになる。

 
オススメ度 ★★★☆☆

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