完全にコロナを防ぎ、今は特に時短営業もしていないという台湾の飲食店。
それでも撤退していく有名店もあった。
台湾から戻った友だちとそんな話になった。
閉店した『高記』
私が初めてこのお店に行ったのは2009年のこと。当時は『鼎泰豊』と並ぶ人気店だった。
2009年当時の小籠湯包
美味しかったと記憶している。
けど、数年後に再訪したときには高いわりに味が落ちた印象。
台湾にいる友だちは「経営権が中国人に渡ってから美味しくなくなった」と話していた。
だからか、『鼎泰豊』は地元の人も行く人気店なのに対し、『高記』は外国人観光客メインの店になったと、別の台湾人からも聞かされた。
そして昨年2020年8月末に閉店。
このときになって、69年も続いた老舗だったことを初めて知った。
ほかにもガイドブックの常連ともいえる小籠包のお店が長いこと休業しているとか。
一方で地元の人からも支持されている『鼎泰豊』は今も営業している。
日本もそうだけど、地元民の人気に支えられているお店は本当に強いと思った。