噂には聞いていたけど、六本木にOPENしたばかりの焼鳥店があまりにすごすぎて驚いた。自分がこれまで食べてきた焼鳥とは明らかに違う。自分の中の焼鳥の世界観が広がった。
『YAKITORI 燃es / モエエス』
前身の『YAKITORI 燃WEST』には行ったことある!っていうグルメさんと行ってみることに。
すでにFacebookでも焼鳥ツウな方たちが次々と投稿している話題のお店。
大将は『YAKITORI 燃WEST』と同じ方だけど、コチラの『燃es』のほうが席数も少なく、それでいて高級志向になっているんだとか。この日は、テレビで見る有名人も来店していた。
■おまかせコースに「ここは焼鳥店!?」と驚きの連続
おまかせコースは8千円(税込み、飲み物とサービス料別)の1種類のみ。
アミューズ3品
左から、七谷赤地鶏のブータンノワールとアマゾンカカオのサブレ、ヤギのミルクで作ったシェーブルチーズと枝豆のフムス、ひよこ型のスモークチキンのビスケット。
遊び心満載
焼鳥店では食べたことないようなアミューズに先制パンチを食らったような感じw
私でも違いが分かる媛っこ地鶏のコンソメ
美味しさがギュッと詰まった媛っこ地鶏のもものタタキ
信じられないほど野菜の甘みが感じられるサラダ
ジュワッとしたせせり
かんずりを振ったふりそでも媛っこ地鶏
焼鳥というよりは、表面だけを鶏の脂でカラッと揚げたかのよう。口に入れるとジュワッとする。こんな美味しい焼鳥を食べられると思っていなかったから本当にビックリした。
梅とオクラの冷製茶碗蒸し
くるみねぎま
このくるみねぎまはFacebookで気になっていたやつ♡
美味しすぎて皆、無言にw
スナップえんどうにも感激
人生No.1のぼんじり
媛っこ地鶏だから美味しいのか、熟成させているから美味しいのか。私には分からない。けど、今までボンジリを食べてこれほど感動したことはない。一体なんなんだ?と思えるぐらいの美味しさ。
箸休めはズッキーニのぬか漬け
これは自分でも作れそう!?
■一つ一つの料理に膨大な手間がかかっていた!
どの串も「こんなの食べたことない」ってぐらい、従来の焼鳥とは別モノな感じ。
ササミのシソ巻き梅肉のせ
シットリを通り越してジューシー。こんなみずみずしいササミも生まれて初めてw
業界でも入手困難というエル・フランス
原種はフランスだけど、国産の特大うずらの卵。口に入れて思わず目を見開いた。中が半熟でトロ~ッとしているから。こんなことが可能なんだろうか?
そう思って作り方を聞いてみると、下ごしらえが大変とのこと。違った温度と時間で2回も茹でるんだとか。殻をむく途中で黄身が漏れ出てくることもあるらしい。上手く殻をむくところまでいっても、串に刺した瞬間、黄身が出てきちゃったり。
大変な手間がかかっている一品。再訪しても絶対に食べるべきね。
次はレバーパテと自家製ブリオッシュ
マンゴーとパッションフルーツのジャムが不思議と合う!
ここが焼鳥のお店であることを忘れそうになる。
砂肝にも驚く!
私の知る砂肝ってコリコリとした食感。ところがコチラの砂肝はなんというか、ジュワッとした食感。コリコリとは違う。ジュワッなんだよね。「砂肝って、こんなに旨味の詰まった部位だったの?」と。
もう砂肝はココのじゃなきゃダメ!ってぐらいの衝撃だった。
最初に食べたせせりとは違う七谷鴨のせせり
赤茄子
赤茄子は厚みによって食感が違った!
分厚く切られていたナスはシャキシャキッとしていて、薄く切られているナスはシットリしていた。食べ比べると食感が全然違う!
レバーが嫌いな人でも好きになりそうなレバー
レバーの概念が変わりそう。
串はここで終わりなんだけど…
男子はソリなど串を2種類追加
私はさすがに無理だったw
鶏そば
下手なラーメン屋より断然美味しい!
この鶏ダシのスープがさー。ホントにやばくて、白ごはんを投入したくなった。残ったスープを飲み干しちゃったよw
最後はスイカのソルベ
焼鳥のお店なんだから、ここは手を抜いてもいいと思うんだけど、これがまた絶品で。「マジか!?」と思った。どれだけ手間をかけて作っているのか。普通にスイカを食べるより美味しいスイカソルベ。
これだけ食べてお酒も飲んで、会計は1人あたり1万2千円ぐらい。
焼鳥ツウたちの人たちが言うには、やがてミシュラン店になり、予約が取れなくなるのも時間の問題だと。
そうなる前に再訪しようと決めている。予約はOMAKASEから。