もう去年のこと。
グルメさんたちから、とても不思議な店に連れて行ってもらった。
その名は『野菜と日本酒 ちりん』

千駄木のこのあたりだと『肉と日本酒』を思い浮かべるけど、“野菜と日本酒”!?
『肉と日本酒』の少し先、並びにある。
日本酒と野菜がメインのお店

けど、ビーガン料理ではない!
しっかりカレーライスも出た!

けど、このカレーも主役はカブとフルーツトマト♡
料理は野菜が主役で、お酒は日本酒。W主演って感じで、店主の組み立てたコースが展開される。
■『肉と日本酒』とは全然違って野菜がメイン
野菜しか出てこないのになぜか飽きない。
カブト昆布と塩だけのすり流し

そして料理に合った日本酒がつく

小松菜の炒め浸し

里芋に見えるけど唐芋の親いもの煮物

豆腐の昆布〆

岩手の有機キャベツとワカメの酢の物

白豆(八角味)と黒豆(クミン味)

白菜とユリネの茶碗蒸し
(カラスミ、チーズ、バター、モッツァレラ味)

お揚げと白菜のアッサリ炊き

白菜と文旦の浅漬

ゴボウのきんぴら炒め

ここまで、ひたすら野菜と日本酒。
普通なら物足りなくなるはずなのに、不思議と飽きない。本当に謎すぎるw
■物足りなさはゼロ! 満足度の高い終盤戦
ご飯もしっかり出る。けど、主役はヤッパリ野菜(笑)。
自然薯ご飯

新生姜入のポテサラ

これは真似っこできるレシピ。この日以来、私もポテサラには刻んだ新生姜を入れている。
岩手の曲がりネギの煮浸し

大根の煮物

土手煮の豆腐

鴨肉のワンタン

さんまの酢の物

カブとフルーツトマトのカレー

カレーの美味しさに皆、どよめいた。お腹いっぱいだったけど、味が深くて、ついついスプーンが進む。
かぶとフルーツトマトでこんなに美味しいカレーができるなんて、本当に驚く。
レーズンサンドもどきの柿入りイチジク

野菜メインのコースだったけど、ここまで食べてお腹いっぱい。
罪悪感がないのは、やっぱり野菜だから(笑)。
お会計は1人あたり8千円程度。
日本酒の量を考えると安すぎる。
そして当然だけど翌朝の胃もたれもなし!
ほとんどが野菜だからね。
チビチビと日本酒を飲みながら、ゆっくり野菜の味を楽しみたい人に激しくオススメ。おそらく今の時期なんかは美味しい春野菜を出してくれるはず。
私はそこまで日本酒を飲まないので、頻繁に行きたいとまでは思わなかったけど、年に1、2度、こういう会食があってもいいと感じた。
そもそも普段から高カロリーのものを食べ過ぎなんだよね。
健康のためにも、こういう店での会食を増やしたほうがいいだろうなーと思った。
