昨日は、恵比寿 → 六本木 → 大崎 → 六本木というスケジュール
そのすべての場で話題になったのが『おのれナポレオン』&宮沢りえ
でした。
まさか、こんなことになろうとは…。
観に行ったときは想像もしなかった展開に、ただただ驚いています。
『おのれナポレオン』
言うまでもなく三谷幸喜作品。
その上、野田秀樹が役者として演技するという夢の顔合わせ。キャストは
ほかにも天海祐希、山本耕史、浅利陽介、今井朋彦、内野聖陽といった
顔ぶれで、おそろしく豪華
私が行ったのは4月前半。
野田ナポレオンの愛人アルヴィーヌを演じる天海さんは絶好調といった
感じで、美しいながらも笑わせてくれました。
紅一点の重要な役。
セリフの量が膨大なのはもちろん、三方を客席に囲まれた舞台上で
ピアノを弾いたり、フラメンコを踊ったりと、とにかく忙しい。
しかも休憩なしの2時間20分
天海祐希の降板により、この役を宮沢りえが演じる???
え~っ
それも、わずか2日間の稽古で仕上げるなんてムリ…。絶対にムリ
おそらく、すでに『おのれナポレオン』を観た方は同じようなことを
思ったのではないでしょうか。
昨日は恵比寿でも六本木でも大崎でもそんな話が出たのですが…。
宮沢りえが完璧に演じきり、観客が総立ちになったと知り、鳥肌が
立ちました。
本当に素晴らしい女優さんです。一体どれほどの努力をして、この
舞台に立ったのでしょうか。
公演すっぽかし(←論外)とか、ケガによる中止とか、最近いろいろある
日本の舞台ですが、久々に感激しました
どうか、無事に最後まで完走してほしい。心からそう願います。