いやー、泣いたよ、泣いた。
『ミス・サイゴン』2022
公式HP
チケットを手配してくださった方も知らなかったようだが、この日、なんと日本初演から1500回目記念という節目の公演だった。
偶然にもそんな貴重な回に立ち会うことができたのだ。
カーテンコールで通路にオフィシャルカメラマンが登場したので、一体なんだろ?と思っていたら、なんと初演からの映像が舞台に映し出された。こんな嬉しいサプライズはない。
この30年、エンジニア役を演じてきた市村正親のあいさつも聞くこともでき、胸が熱くなった。
あぁ、きっと本田美奈子も天国から祝福しているなーと思った。
プリンシパルキャスト
アンサンブルキャスト
2年待ったよ、2年。
2020年の夏、4回分のチケットがコロナですべて吹き飛んだ。
あれから2年-。
待ちに待った『ミス・サイゴン』はやはり素晴らしい作品で、圧倒的な楽曲の良さを感じる。
年を取って涙もろくなったせいか、どのナンバーも前奏の時点で泣きそうになったり。
日々生きていると、いろいろなことがあり、経験値も変わってくる。
涙ポイントも変わってきたなー。いや、増えたなーと感じた。
この日、観劇と感激、2つを経験できたのはありがたかった。
というのも、翌日またコロナで休演になったからだ。
実は今夜24日も行くはずだったが、私は他の日程も取れており、今夜のチケットは友だちに譲ったところだった。
それなのに、まさかの休演。
私は再び週末に行く予定だが、それもどうなるか分からない。
幕が開くことを祈り、もし願い叶って開いたのなら、そのときは心から感謝して目に焼き付けようと決めている。