今年見た韓国映画(これから公開する作品も含む)の中で、個人的に一番面白かった『悪女/AKUJO』。今週末からいよいよ公開。
見るなら、ぜひスクリーンで。DVDで見るよりずっと迫力があるはず。
『悪女/AKUJO』(2017年/韓国/124分)
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2018年2月10日(土)より角川シネマ新宿ほかロードショー!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
幼い頃に父親を殺された少女スクヒはマフィアの若頭ジュンサン(シン・ハギュン)に拾われ、凄腕の殺し屋として育てられる。
成長したスクヒ(キム・オクビン)はジュンサンと恋に落ち、やがて結婚。
しかし彼は敵対組織に殺されてしまう。
怒りに燃えたスクヒは敵のアジトに殴り込み―
たった一人で組織を壊滅させる。
逮捕されたスクヒはが目覚めた場所は刑務所ではなく、国家情報院がひそかに運営する“暗殺者”養成施設だった。
教育係のクォン幹部(キム・ソヒョン)の指導のもと、数年に渡るハードな特訓を受け、スクヒは施設から“卒業”する日を迎える。
これから暗殺者として第2の人生を歩むために―
ジュンサンの忘れ形見である娘ウネ(キム・ヨヌ)を連れて、郊外のマンションで新生活を始めたスクヒの前に、ヒョンス(ソンジュン)と名乗る男が現れる。
彼はクォン幹部の部下で、スクヒの監視役でもあったが、いつしか本気で彼女を愛するようになっていた。
最初は警戒していたスクヒもいつしか彼の好意を受け入れていく。
そんなとき、スクヒは再び暗殺を命じられる―
そのターゲットはあまりにも思いがけない人物だった。
*****
すでにマスコミ試写会に行った人たちから「すごい!」「とにかく面白い!」と口コミが広がってきた作品。
ド派手なアクションはもちろん、ストーリーそのものも楽しめた。
韓国での公開は昨年6月。観客動員数は意外と伸び悩んで120万人。
今年に入ってからコチラでUPした韓国映画の中では地味な興行成績に終わっているけど、私自身は一番楽しめたし、これはもうスクリーンで見るべき作品!と思った。
もし主演がチョン・ジヒョンだったら興行はどうなっていたんだろ?と想像しなくもないけど、キム・オクビンはハマり役!
スクヒの怒り、悲しみには激しく共感でき、気づいたらスクヒというキャラに釘付けになっていた。
アクションシーンは予想以上で、まさに韓国版『ニキータ』。DVDで見ても、おそらく魅力が半減するので、できればスクリーンで見たいところ。
オススメ度 ★★★★☆
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