早くもシリーズ4作目が日本でも公開される。
邦題は『犯罪都市 PUNISHMENT』で、今回も“マブリー”ことマ・ドンソクの拳が炸裂する。
『犯罪都市 PUNISHMENT』
(原題:『犯罪都市4』/2024年/韓国/109分)
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2024年9月27日(金)より全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
怪物刑事のマ・ソクト(マ・ドンソク)
デリバリーアプリを悪用した麻薬密売事件を捜査し、事件の背後にある犯罪組織の存在があることを突き止める。
フィリピンに拠点を置く国際IT犯罪組織でリーダーはペク・チャンギ(キム・ムヨル)
殊部隊出身の“元傭兵”だったペク・チャンギは、拉致、監禁、暴行、殺人をいとわず、韓国の違法オンラインカジノ市場を掌握していた。
ITに弱いソクトはこの史上最大規模のIT犯罪計画を殲滅するため、ある人物に捜査協力を依頼。
オンラインカジノ事業の経験を持つチャン・イス(パク・ジファン)
よりによってチャン・イスw
心もとないが、イスと広域捜査隊、サイバー捜査隊と新たなチームを結成
捜査を始めるソクトだったが―。
*****
犯罪都市シリーズ4作目。
署内で容易に殺人事件が起こったり、チャンギを捕まえるときにはやっぱりソクト1人で乗り込んだり。
まぁ、このあたりはお約束。
本作は横文字の弱さも判明w
「オープンソースして」「新しくディベロップして再配布できるソフトウェア」「アカウントをクラウドで同期」…。
ソクトはソクトで対抗し、真顔で「携帯を買い替えると同期が駆けつけるんだ」とか「お前は洗脳されてる。ガスライターだ」と口にする。
横文字だけじゃない。
「犯人の検挙は遅れることがある。犯罪は法の先を行くから。けど努力すれば追いつける」
そう教わり、肝に銘じたソクトだったが…
「犯人の検挙は遅れることがある。法が犯罪の先を行くからだ。けど犯罪は努力する。分かるか?」と皆に説明。
分かるはずがない。
今作で最高だったのはイス役を演じたパク・ジファン
イスのことを「中国ではシリアルキラーだった」と説明するソクト。
ソクトがイスに渡した「秘密警察だけが持てるバッジ」も笑える。
こうしたシーンはパク・ジファンだから面白いんだと思った。
今作は今年4月下旬に韓国で公開され、1,150万人を動員。
ただし、慣れや飽きもあってか、観客動員数のわりに評価は高くなかったかもしれない。
シリーズ興行成績(カッコ内はレビュー数と評価) |
次回作に期待したい。
オススメ度 ★★★☆☆
犯罪都市 THE ROUNDUP 個人的に一番好きだった『犯罪都市2』。 |