※追記:やっぱり日本公開も延期になりました!
これまで韓国映画をUPしてきたけど、こんなことは初めてw
韓国でもまだ公開されていないのに、日本で先に公開なんて(汗)。
パク・シフ&ユン・ウネ主演の映画『きみの声を探して アフター・ラブ』。
元々は今年2月に韓国と中国で同時公開!
…のはずが、中国のほうから内容の一部にNGが出たらしく、それでも4月中旬には公開するといわれていたのに。
結局、韓国でも中国でも公開は未定。
なのに、日本での公開が今週末に迫っているという。へんなのw
『きみの声を探して アフター・ラブ』
(原題:『愛のあとに』 2015年/韓国・中国/107分)
(C)2015 LIAN ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2016年5月14日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
舞台は北京と済州島。中盤から舞台が北京から済州島へと移っていく―。
航空会社に勤務するソンジュン(パク・シフ)は、10年かけてパイロットになるが、右耳が不自由になり、仕事を失う。
地上勤務となった彼は人生を諦めた状態でお見合いすることに。
そして見合い相手のウノン(ユン・ウネ)と結婚―
けれど、彼女をなかなか愛せずにいた。ウノンにとって、彼は初恋以来、好きになった相手だったのに。
そんな中、ウノンは思いがけず命を落としてしまう。
彼女の死後、ソンジュンはウノンが残した“音声日記”を聞き、済州島へ。
隠された自分への想いに気づくが―。
*****
この世界観は好き。ただ…。
思うに、主演がパク・シフだから、どこか切なく感じるけど、これ、演じる俳優が違っていたら、かなりひどい男と幸薄い女の悲惨な恋物語になっていたかもw
どんな理由があったにせよ、ソンジュンは妻のウノンに冷たいし、記憶をさかのぼり、新たな事実が分かってくるほどウノンがかわいそうに思えてくるのよね。
序盤のソンジュンのシーンには終盤の伏線もあるので、どんなシーンも見逃さずに!
点と点がつながり、最後、1本の線になったとき、やっぱりウノンがかわいそう。
失ってみて初めて分かる大切さってあると思うんだけど、こうなる前に気づけよ!感は否めない。
「美しい恋物語」と「悲惨な男女関係」は紙一重なんだなーと感じた一本だった。
私がウノンだったら、間違いなく天国からソンジュンを恨んでいたはず(笑)。
アイテム使いの上手さは、やっぱり韓国映画。
カセットコーダーといったアイテム使いを見ていると、どこか『建築学概論』を思い出す。
初恋というキーワードとともに済州島に帰るあたり、まさに『建築学概論』の世界観。
ただし、あそこまで映画に浸れなかったのは、やはり序盤の北京でのロケ。
セリフは中国語と韓国語が行き交い、無理やり中国で撮影を行い、中国人俳優を出演させたようにしか見えない。
中国からの投資が大きいのだからそれは仕方ないとして、やはりどこか違和感を覚える。
なんだろ…。オランダに行きたくてツアーに申し込んだら、勝手にルクセンブルクがついてきちゃった…みたいな。
そういう、どこかありがた迷惑な感じがしなくもない。
パク・シフが意味もなく上半身裸で目覚めるのも気になるけど、もう一つ気になるのはどこまで膨れ上がるのか心配になるユン・ウネの唇(汗)。
プックリした下唇は見事に二つに割れているけど、この唇ってどこまで大きくなるのかしら。明太子にしか見えない。
オススメ度 ★★☆☆☆
宮 ~Love in Palace BOX 1 [日本語字幕入り] [DVD] この頃は唇もフツーだったのにね。 |