コロナ禍、飲食店の中には「どうせ休業するならリニューアルしちゃおう」みたいな発想のお店もあるみたいね。
大好きな『鴨蕎麦尖』もリニューアルの計画があるそうで、テーブル席が追加されるんだとか。秋からの新展開が楽しみ♪
少し前にオトナ女子たちと『鴨蕎麦 尖』へ。大好きな大将と楽しい時間を過ごした。
蕎麦がき雲丹ソース、トウモロコシクリームのせ
見た目はフレンチっぽい前菜。ウニソースの前にトウモロコシの甘さがドーンと押し寄せる。
最高に美味しい蕎麦がきは、『尖』初体験のお姉さま方の胃袋をガッツリつかんだみたい。
丸ごと鮎と湯葉のミルフィーユ揚げ
鮎を骨まで使ってミルフィーユ状にし、湯葉を巻いて揚げている。これはもうガブッとかぶりついて食べたほうが美味しい。食べる箇所によって鮎の骨や苦味なんかも感じられて絶品。鮎が好きな人や酒好きの人にはたまらないと思う。
枝豆の豆腐と甘鯛の椀、ウロコのせ
何も聞かないで食べても「あ、枝豆!」と気づくぐらい、もろ枝豆の豆腐の上に甘鯛がのっている。上にはサックサクに揚げた甘鯛のウロコ。出汁も美味しい。
飛竜頭とウナギの炭火焼き、甘鯛の出汁あんかけ
飛竜頭が美味しすぎて皆、大将に作り方を聞いていた。私は端から自分で作る気はなく、またここに来て食べようと思った(笑)。
夏のアワビ
肉厚の鮑とトマトとオクラの炊き出しみたいな感じ。これは当初のメニューに入っていなかったのか、大将が腹の空き具合を確認してチャチャッと作ってくれた。
「料理名は?」と聞いたら“夏の鮑”って、多分テキトーにつけたネーミング(笑)。
鴨肉とフォアグラの西京漬け
毎回食べているのに飽きない鴨肉。今回ついてきたフォアグラの西京漬けが本当に美味しいこと!
緊急事態宣言前にたまらず日本酒を♡
殻付きで挽いた福井産の蕎麦
途中から鴨汁にもinしたけど、ここの蕎麦は塩つけて食べるだけでも美味しい。皆、感激していた。
殻なしで挽いた鹿児島産の蕎麦
どちらもサッパリしていて美味しい。これは好みがあるけど、塩で食べるのなら先の殻付きの色濃い目の蕎麦がいいかも。こちらの色が白っぽいほうは鴨汁にタップリつけて食べた。
蕎麦湯を鴨汁と混ぜると絶品スープに!
トロットロのポタージュみたいなスープに早変わり。持ち帰りたくなる。
日本酒とヨーグルトとライチの水菓子
これまた涼し気な水菓子で、お腹いっぱいだったけど美味しくいただいた。
会計は日本酒やノンアル3杯程度なら1人1万円前後。
緊急事態宣言が明けて日本酒の飲み放題にするなら1万3千円。飲む人はむしろ飲みホのほうがお得。
個別会計OKなので、飲める人と飲めない人が混在しても大丈夫。
この日、私以外は皆、初『尖』だったけど、お世辞抜きで気に入ってくれたことは食事中の空気で十分伝わってきた。
中には味にうるさいお姉さまもいたが、大将のことを「素晴らしいクリエーター」と大絶賛。ホッとした。
夏は休むそうだけど、リニューアル工事が終わる頃、コロナが収束して気兼ねなく通えますように!