コレ、何だか分かりますか?
1960年に韓国で公開された映画『下女』の立版古(組上げ絵)。
韓国映像資料院で販売されていたものを見せていただいた!
この映画、チョン・ドヨン&イ・ジョンジェ主演でとてもスタイリッシュにリメイクされ、日本でもいよいよ本日より公開。邦題は『ハウスメイド』。
さすがにストーリーはオリジナル作品と違っているけど、これまでにも何度か韓国でリメイクされた作品。
韓国のファンの間でも「やっぱりオリジナルがよかった」「いや、リメイク版がいい」と好みが分かれるようだけど、私は冒頭から映像や音楽にも引き付けられたよ。
そして『ハウスメイド』(原題:下女)といえば、なんといっても印象的なのがお屋敷にある「階段」。
上の写真の中身を組み立てるとこうなる↓
50年前のオリジナル作品のセットは映像を観ると、大体こんな感じだった。
もちろん階段はもう少し長く、段数もあったけどw
階段の下で倒れている男の子は子役時代のアン・ソンギ!
時の流れを感じるよね。
リメイクされた『ハウスメイド』のセットがこちら↓
©2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved
チョン・ドヨンが食事を運んでいる。
家が広くなった分、オリジナル版よりも部屋移動が大変そう(笑)
階段も現代風。当然のことだけど。
ちなみに、上記の立版古(組み上げ絵)は見せてくださった方の話によると、ほかにも5~6作品が販売されていたそう。
その方のご記憶によると『JSA』もあったとのこと。こちらは板門店のセットね。
金額はよく覚えていらっしゃらないそうだけど、10,000w(約760円)前後ではないかと…。購入されたのがずっと以前のことだそうで、もしかすると少し高くなっている可能性もある。
場所情報
◇韓国映像資料院
-한국영상자료원(ハングッヨンサンジャリョウォン)-
住 所:ソウル市麻浦区上岩洞DMC団地1602(地図)
電 話:02-3153-2001
最寄駅:6号線「ワールドカップ競技場駅」1番出口よりバスもしくはタクシー。または6号線「デジタルメディアシティ駅」2番出口よりバスかタクシー
「地下鉄とバス」もしくは「地下鉄とタクシー」の組み合わせが面倒な方は、最初からバスで行っちゃうのもいいかも。渋滞にハマった場合、かなり時間がかかるかもしれないけど。
詳しくはコネストのHPをご覧ください。
※追記
ロケ地ウォーカーとしておなじみのばつ丸さんのコメントにもあるように、こうした映画グッズが街中から消えているそうで。この組み上げ絵も、もしかすると今は販売されていないかもしれない。
なお『ハウスメイド』のロケ地についてはばつ丸さんのHPをご覧ください。『下女』もしくは『ハウスメイド』をクリックすると見られる。