今週から次々と日本で韓国映画が公開されている。夏までに15本を超える勢い。これは嬉しい。
今週20日(土)は『容疑者X 天才数学者のアリバイ』が公開。
言うまでもなく、東野圭吾の『容疑者Xの献身』をリメイクしたもの。
原作とは登場人物の設定からして違っているので、少し驚いたけど、見終わったあとはこういうアレンジもアリかなーと思ってみたり。
少なくとも、日本版の福山雅治vs堤真一の構図とはかなり違っている。
『容疑者X 天才数学者のアリバイ』
(原題:『容疑者X』/2012年/韓国/110分)
© 2012 CJ E&M CORPORATION,All Rights Reserved.
2013年4月20日(土)よりシネマート六本木ほか全国順次公開!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
高校の数学教師ソッコ(リュ・スンボム)。
彼はアパートの隣室に住むファソン(イ・ヨウォン)に心を寄せていたが、彼女は偶発的に元夫を殺してしまう。
それを知ったソッコは完璧なアリバイを考え、彼女を救おうとする。
一方、刑事のミンボム(チョ・ジヌン)は殺人事件の有力な容疑者であるファソンを疑うが、彼女のアリバイを崩せない。
けれど捜査中に彼女の隣人が高校時代の同級生ソッコであることを知り…。
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実は仕事でもこの映画のことを書いてしまったので、ここではザックリと。
韓国版には福山雅治が演じた湯川教授は登場せず、そこが衝撃的。
けれど終盤は日本版よりもウルッときちゃった。
リュ・スンボムが演じるソッコのキャラは、まさに原作そのものだったように思う。彼のファソンに対する思いが切なくて切なくて…。
韓国版のほうが、より胸が痛んだ。
日本版もよかったけど、雪山のシーンとか本当に必要だったのか謎w
このシリーズはやっぱり湯川ありきだと思うので、原作ファンは「えぇっ( ̄□ ̄;)!! 」と、物足りなさを感じるかもしれない。それでも最後まで引き付ける演出と演技は「さすが!」だわ。