韓国映画

韓国映画『ハウスメイド』

投稿日:2011年8月24日   

 

エンタメの話が続く。
韓国映画『ハウスメイド』、こちらも今週末に公開♪

1960年にキム・ギヨン監督によって制作された『下女』のリメイク。
昨年、韓国で公開され、いよいよ日本に上陸。ハッキリ言って、オリジナルとは別モノの作品だけど、こちらの現代版もチョン・ドヨンやイ・ジョンジェ、ユン・ヨジョン出演だし、相当見ごたえある作品に仕上がっている。

 
『ハウスメイド』 (原題:『下女』 2010年/韓国/R15+)
ハウスメイド:メイン
©2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved

8月27日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー

詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。

あまり興味のない方も、できたら一度は公式HPの予告を見てみてほしい。
映像美も本当に素晴らしく、これ以上ないぐらいオシャレに仕上がっているので、ぜひ予告編だけでも見てー!

 


 

映画あらすじ

離婚後、中華料理店で働いていたウニ(チョン・ドヨン)
平凡なウニ

平凡だった彼女が、裕福な家庭で家政婦として働くことに。

 
ウニを待っていたのは、妊娠中の若奥様ヘラ(ソウ)
Housemaid-ヘラとビョンシク.tif

お腹にはいるのは双子。左にいるのは、もう一人の家政婦ビョンシク(ユン・ヨジョン)。

 
ウニには手の届かない理想の家族
一家集合

 
大豪邸の主人フン(イ・ジョンジェ)
フン1

彼は金も地位も名誉もすべて手にしている。

 
ウニに心を開く子供のナミ
ウニとナミ

 
一見、理想の夫婦のフンとヘラ
The_Housemaid-フンとヘラ

 
けれど金を持っている男は、女も選べる―
Housemaid-ウニ、フン、ヘラ.tif

左に妻のヘラ。右に家政婦のウニ。彼はどちらも選べてしまう。

 
家政婦ウニとフンとの関係に気づいてしまったビョンシク
ビョンシク

 
ウニは心と体を許しても、フンは違った―
ウニとフン

 
何もなかったようにアッサリと小切手を渡せる男
フン2

 
女と女、腹の探り合い
Housemaid-ハウスメイドたち

 
ウニの妊娠を知った妻ヘラも怖いけど、もっと怖いのはヘラの母親
ヘラ

 
ヘラはウニを許さない
Housemaid-ヘラの表情.tif

 
さて、ウニはどうなる?
不敵な笑みのウニ

私は人間扱いされなかった―。

 
*****
この映画、舞台となる家や映像は美しくとも、人間のイヤな部分が次から次へと見えてくる(笑)。
持てる者と持たざる者―。今の韓国社会をそのまま象徴しているかのよう。

映像がいちいちキレイで、場面が変わるたびインテリアにも目が行ってしまう。
キャストの後ろに見える照明やカーテンの色はもちろん、子供部屋の色使いまで可愛い。

ビョンシク役のユン・ヨジョンはキム・ギヨン監督自らが『下女』をリメイクした『火女』『蟲女』にも出演。長い時を経て、現代版の『下女』にもこういう形で出演したのね。

 
この世界は私に冷たい…
ウニの闇は深く、待っているのは強烈なラストシーンだった。

 
オススメ度 ★★★☆☆

<<新しい記事 
疲れた肌に『雪花秀』のユンジョエッセンス
  前の記事 >>
JYP NATION IN JAPAN 2011

おすすめ記事と広告

-韓国映画

Copyright© 韓美生活 , 2024 AllRights Reserved.