ソウルから戻り、いろいろとご報告したいことがあるけど、今回は予定変更せざるを得なくなった。
なんといっても、アダム・パスカル&ヤン・ジュンモの競演が実現した『華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013』に、ガッチリと心を奪われたから♡
これはもう~、ハッキリ言って観なきゃ損!
明日もマチソワで2公演。
チケットはまだ手に入るようだし、私も明日の予定をキャンセルできるものなら…2公演ぶっ通しで観た~い
と、本気で思っているところ。
それぐらい今日は素晴らしいものを聴かせてもらった。
『華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013』
明日行かれる方はここから先を読まず、真っ白な状態で劇場に行かれたほうがいいかも。
『RENT』『アイーダ』でおなじみのアダム・パスカル。日本で彼の歌声を生で聴けるなんて…。これだけでも本当に贅沢なコンサートと思った。
特に、あまり心に響かなかった日本版『RENT』と比べ、アダムの歌うナンバーはまったくの別モノ。
同じ作品の同じナンバーをこの人が歌うと、こんなにも違うものかといろいろな意味で泣けてきた。今思うと、日本版『RENT』は観なくてもよかったかもw
また、アダムが歌う『アイーダ』ラダメスのナンバーにも酔いしれた。
これほど色っぽいラダメスが登場したらアイーダもいちころよね~。
キム・ジュンヒョン氏のラダメスも素敵だったけど、アダム・パスカルのラダメスにもハマった~♪
ミュージカル好きの方がわざわざ欧米にまで観に行く理由が、今日はよーく理解できた気がする。
一方、ヤン・ジュンモは『ジキル&ハイド』で観客を釘付けにしたかと思えば、『レミ』の「彼を帰して」をシットリと歌い上げてくれた。
『レミ』のこのナンバーはキム・ジュンヒョン氏の歌声が今も耳に残っているんだけど、ヤン・ジュンモのジャン・バルジャンもアリだなーと思いながら聴き入ってしまった。
驚いたのが、ヤン・ジュンモ&野島直人が歌った『エリザベート』。
「闇が広がる」
本番はこんなもんじゃない!
You Tube画像と違い、すごい迫力だった。
野島さんといえば、今年観た東宝『レミ』でアンジョを演じていた俳優さん。
その彼が韓国語でルドルフのナンバーを歌っている!
しかもヤン・ジュンモと対等に渡り合っていることにビックリ。まさか大好きなナンバーを韓国語で聴けるなんて…。野島さん、ありがとう~!
ミュージカルが好きな方でしたら、この1曲はYou Tubeではなく、ぜひ生で聴いてほしいもの。全身の毛穴が開くほどの高揚感を覚えるはず。
そして、何よりも素晴らしかったのが『オペラ座の怪人』。
私に韓国ミュージカルの魅力を教えてくれたのはキム・ジュンヒョン氏だけど、引きずり込んだのはヤン・ジュンモのファントムだった。
そのヤン・ジュンモが今度は日本語で「The Phantom Of The Opera」を歌っている!
木村花代クリスティーヌとの声の相性も良く、ソウルで観た『オペラ座の怪人』を思い出した。
ちなみに、今日のゲストは泉見洋平&紫吹淳だったけど、明日は石井一孝&安蘭けいのお二人。
うぅ~。今日より明日のほうが見たかった~w
間違いなく『ネクスト・トゥ・ノーマル』や『チェス』のナンバーが聴けるはず。
明日、行かれる方が心からうらやましい~!
いずれにしてもアダム・パスカルとヤン・ジュンモの歌は、この冬、最高のクリスマスプレゼントとなった。