日本ミュージカル&演劇等

舞台『マグダラなマリア』~魔愚堕裸屋・恋のカラ騒ぎ~

投稿日:2011年10月26日   

 

何にしても「知らない」ってことは、それだけで人生損した気分になる。

 
『マグダラなマリア』
マグダラなマリア1

この作品を観てもそう思った。

今月はちょっと予定を詰め込みすぎたので、ステキなお姉様からのお誘いがなかったら、まったくのノーマークだったかも。
けど観終わって「この作品とはもっと早く出会っていたかった」と思った。

すごい人気のシリーズなのね。。
平日の夜だったけど席は満席。会場内は熱気でムンムンしていた。
ファンの愛を感じずにはいられない。

今回で4作目。あぁ~、第1作から観ておきたかったぁ~。知らなかったことが残念でならない。
舞台を観てこんなに大笑いしたのは7月にソウル大学路で観た『キサラギミキちゃん』以来?

笑いすぎて涙ポロポロ出るし、お腹が筋肉痛になりそうなほど。
しかも、これだけ笑わせておいて劇中の歌がどれもこれも素晴らしい!!
冒頭の岡田浩暉の歌から引きつけられた。このクォリティーの高さにビックリよ。

けど、ただのドタバタ劇と思ったら大間違い。舞台はいきなりロシア革命からスタート。
ロマノフ王朝の第4皇女アナスタシアを演じるのが岡田浩暉。彼女(?)は逃げのびて、マリア・マグダレーナが経営する「魔愚堕裸屋」に身を寄せている。自分を逃がしてくれたメイド「ヴェロニカ」と名乗って。

それにしても賑やかな魔愚堕裸屋。
グレイスやローズマリー、お葉といった女性陣のほかに、コバーケンやクリッパ、カール男爵もいて騒ぎが絶えない。
そんなとき、アレクセイと名乗る怪しい宝石商が現れて、ニセモノの宝石をマリアに売ろうとして…。
こんな調子で魔愚堕裸屋にいろんな出来事が起こる。

 
登場する女性を演じるのは男性たち
マグダラなマリア2

けど皆さん、本当にキレイ~♡
マリアさん。美しいし歌も上手。どうしたらこんなに面白い脚本を書けるのか。

津田健次郎のグレイス。あまりにエキセントリックで笑いが止まらない。
最初は「観やすい席でラッキー♪」なんて、はしゃいでいたんだけど…。
途中、コバーケンが客席に突進してきたときにゃ、その喜びも一転。
「こっちに来るな~!!」と強く念じ、思わず目をそらしてしまった(笑)。

反対に、KENN演じるカールが近くで歌ってくれたのは嬉しかった。
このカールとロージィーの恋の行方もファンには気になるところだったのね。

アレクセイの清水良太郎も歌が上手~♪
そして今回モテモテのお葉。コバーケンとクリッパラに追いかけられている。
けどお葉はカールが好き…と、四角関係になってるし(笑)。

オットーの酒井敏也。冒頭のメイド姿から笑わせてくれた。
今回、一番美しかったのはヴェロニカ(アナスタシア)の岡田浩揮だな。
顔の表情だけでなく、ちょっとした仕草まで女性~。体が妙に大きいけど(笑)。
とにかくステキだった。

もちろん次回作もまた観に行きたい!!

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