韓国映画

韓国映画『ワンドゥギ』

投稿日:2012年4月28日   

 

いよいよGWに突入の今日、イチオシの映画が公開される!!
映画『ワンドゥギ』

韓国では530万人もの観客を動員した大ヒット作。
韓国エンタメが好きな方はもちろん、特に韓国映画に興味のない方にもぜひ見ていただきたい作品。
3分に1回…いや、2分に1回ぐらい。シーンによっては1分に1回のペースで笑わせてくれるから。

 
『ワンドゥギ』(2011年/韓国/108分)
ワンドゥギ_メインs
©2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

4月28日(土)より新宿武蔵野館にてロードショー

詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。

 


 

映画あらすじ

貧しい家庭に育った高校生ワンドゥク(ユ・アイン)
ワンドゥギ_サブ1s

勉強はできないけれどケンカは強い。そんな彼は母親の存在を知らない。
ワンドゥクと一緒に暮らすのは身体に障害を持った小柄な父親と、少し変わった叔父さん。

 
そして最悪なことに―
ワンドゥギ_サブ2s

隣の屋根部屋にはワンドゥクの天敵ともいえる教師ドンジュ(キム・ユンソク)が住んでいる。

 
朝から晩までワンドゥクを罵るドンジュワンドゥギ_サブ3s

しかも思いきり干渉してくる。

ワンドゥクの願いはただ一つ。「ドンジュが目の前から消えること」(笑)。
教会に行ってまで「頼むからクソドンジュを殺してください」と切に願っている。

 
そうと知らないドンジュ
ワンドゥギ_サブ4s

彼はますますワンドゥクの生活の中に入り込んできて…。
何の前振りもなく、いきなり母親の消息を告げてくる。
初めて知る母親の存在に戸惑うワンドゥク。

 
ついでにクラスメイトも気になってしまう
ワンドゥギ_サブ5s

ドンジュからは「勉強をさっさと諦めてキックボクシングをしろ」と勧められる。

 
いいのか、それで(笑)
ワンドゥギ_サブ6

「貧しいのは恥ずかしいことじゃない。食えるだけ幸せだと思え」と。

「今、自分を恥じていることをいつか恥じるだろう」

 
*****
ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のユ・アインが演じるワンドゥク。
正直、こんなに面白い映画とは思わなかった。教師のドンジュ演じるキム・ユンソクのとぼけた演技にも笑いが止まらず、試写会場は賑やかな空気に包まれた。

散々笑わせてくれるけど、一方で映画には韓国での外国人労働者の問題も盛り込まれ、またドンジュも大切なことを教えてくれる。
途中でホロリとさせられたり…、見終わったら心が温かくなった。こういう映画は何本でも見たい

ドンジュみたいな教師がいたら楽しいだろうけど、自分の担任だったらイヤかもしれない(笑)。

けど、ただのコメディと思ったら大間違い。ワンドゥクが父親を背負って歩くシーンや、母親に見せた愛情にグッときて思わず目頭が熱くなる。
当たり前だけどキム・ユンソクは『哀しき獣』の時とはまったくの別人よ。

オススメ度 ★★★★★

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