ついに明日から日本でも公開される、ハリウッドでのリメイクも決定している『新しき世界』。
ハードボイルド系の映画は苦手だったけど、コチラの映画はどっぷりとハマった♡
イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミン、チェ・ミンシクって、、、どれだけ豪華な顔ぶれ!?
つまらないはずがない。
韓国では18禁でありながら470万人もの観客を動員!
これはスゴイ。やっぱり映画って口コミの効果が絶大よねぇ~。
『新しき世界』
(原題:『新世界』/2013年/韓国/134分)
©2012 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & SANAI PICTURES Co. Ltd. All Rights Reserved.
2014年2月1日(土)より、丸の内TOEI、シネマート新宿ほか全国で順次公開!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
韓国最大の犯罪組織「ゴールド・ムーン」に入って8年のジャソン(イ・ジョンジェ)
組織のNO.2のチョン・チョン(ファン・ジョンミン)の右腕になる
チョン・チョンは自分と同じ中国系韓国人で、まるで実の兄弟のよう。
けどジャソンの正体は警察官
上司の命令に従って組織に潜伏中!
彼を組織に送り込んだのはクソ上司のカン課長(チェ・ミンシク)
いつバレるか分からない恐怖の中、警察に戻りたいと願うジャソン
ところが、組織の会長が急死したから大変なことにw
カン課長は混乱に乗じて組織を破滅させるための「新世界」作戦を勝手に展開。
一方、チョン・チョンも組織に内通者がいることを確信。自分が警察と組織から切り捨てられるかもしれない状況の中、凍りつくジャソン。
警察官としての“正義”とカン課長に対する“父への忠誠心”、そしてチョン・チョンとの“兄弟の情”の間で激しく葛藤する。
苦悩した末、彼が最後に選んだ「新しき世界」とは?
『インファナル・アフェア』と『ゴッドファーザー』の要素をミックスし、そこに韓国テイストをプラス。さらに目の離せない展開になっている。
*****
子供の頃、テレビで『ゴッドファーザー』を見てもまったくピンとこなかったけど、大人になってもう一度DVDを見てみると、不思議なことに男たちの美学を感じたのだった。
同じ映画なのに全然違った印象を持つなんて…。
こういうことが多々あるので、本作ももう一度観たい映画。
舞台は犯罪組織―。
私のような凡人が言うのもアレだけど(笑)、共感できること、考えさせられることが満載で、どこの組織だろうと生き抜くって本当に大変!
そんなふうに思った。
女性陣はちょっと出番が少なかったかも…
ジャソンの妊娠中の妻と、囲碁の先生になりすましていた警察官のシヌ(ソン・ジヒョ)ぐらい。
このキャストの中にソン・ジヒョって、どうなんだろ…って、最初は思ったけど、意外にも(?)違和感がなかった。
何よりもイ・ジョンジェのカッコ良さにも目が釘付け~♡
今まで見てきた、どのイ・ジョンジェより素敵で、ストーリーとはまた別の楽しみもあった(笑)。
上映時間は134分。
少し長めだけど、集中力のない私でも最後まで引き付けられるほどのパワーと吸引力。
それにしても相変わらず容赦ないなー、韓国映画。
私だったら間違いなく「逃げるが吉」を選択すると思うけどねw
オススメ度 ★★★★★