韓国映画

■韓国映画『オフィス 檻の中の群狼』

投稿日:2016年8月1日 更新日:

すでに日本で公開されています。
韓国映画『オフィス 檻の中の群狼』。映画ほどでないにしても
韓国でなら実際に起こり得る話かも…と思えてなりません

『オフィス 檻の中の群狼』(2015年/韓国/111分)
オフィス
写真:『オフィス』ポスター

2016年7月29日(金)~新宿シネマカリテ「カリコレ」にて
限定公開

8月13日(土)~シネマスコーレにて上映

詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください^^

写真素材がないので、ストーリーはザックリと。

ある日、真面目なキム課長(ペ・ソンウ)は帰宅後、家族を
惨殺して姿をくらます。
刑事チョンフン(パク・ソンウン)は、キム課長の勤務先で
聞き込み捜査をするが、誰も多くを語ろうとはしない。
インターンのミレ(コ・アソン)も何かを隠している様子。

警察でキム課長の足取りがつかめない中、社内の同僚たちは
奇妙な出来事に怯え、不安を募らせる。
そして次々と新たな事件に巻き込まれていくのだった―。

*****
見ているときから、コレって裏『ミセン-未生-』だなと
思いました。
シワン主演の『ミセン-未生-』はドラマだったので、一応、
希望を感じさせるような内容でもありましたが、私たちも
年齢を重ねるにつれて、
「世の中、そんなに甘くない」って、思うわけですよね

どちらかといえば、本作のほうがよほどリアルというか…。
実際にこんな事件は起こらないにしても、職場での孤独や
ストレス、プレッシャーなんかは、いかにも韓国社会に
ありがちで、『ミセン-未生-』の裏側を見たような暗澹たる
気持ちになりました

ドラマ『ミセン-未生-』と違い、こちらではもっと深い闇が
描かれ、そこに救いようなものは感じられません。

光州から出てきてインターンとして働いているミレ。
方言を出さないよう話すのは、「ソウルで働くため」と
彼女は言います。
住んでいる部屋は会社から遠く、長時間かけての通勤。
「だってソウル市内は家賃が高いから」。

一方、新しく入ってきたインターンのダミは海外留学を終えて
帰国したばかりの美人。
ソウル市内の蚕室に実家があるのに、「遠いから」と会社の
そばに部屋を借りています。

いつまでも正社員になれずインターンのままのミレは、
どんなに仕事を頑張っても、最初から条件の違うダミには
かないません。
優秀なダミは面倒な課題もチャチャッと片付け、不器用な
ミレは朝早く出勤して夜遅くまで仕事しても、課題を終える
ことができない。
殺人事件を起こしたキム課長も、まさにミレのようなタイプ。

小さい頃から学校や塾という競争社会にいて、なんとか大学
受験をクリアして、ソウルで就職できたとしても、そこに
幸せな人生が待っているとは限らない。
むしろ正社員になれば今度はノルマに縛られ、プレッシャーを
感じながら日々を過ごすことに。
一体どこまで頑張れば幸せになれるのか。穏やかな日々が
やってくるのか。
それは、まるで終わりのないゴールを目指しているみたい。

これまで出会った韓国人女子たちの話なんかも思い出され、
あながち、まったくのフィクションとも思えませんでした。

もし自分だったら…。
誰かと競うのは苦手なので、だったら最初から最後まで
負け組でいるほうが楽チンのような気もします

オススメ度 ★★★☆☆

こちらではさすがに殺人事件は起こりません

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