韓国映画

■韓国映画『愛を歌う花』

投稿日:2017年1月4日 更新日:

韓国ではヒットしなかったようですが、私はこの映画が
わりと好きでした。『愛を歌う花』

韓国では昨年春に公開されていて、見てみると同時期に
大ヒットに結びついた韓国映画は特にないんですよね
総選挙のあった月ですが、それが大きく影響したとは思えず、
むしろ映画好きの若い世代は、ドラマ『太陽の末裔』で
お腹いっぱいだったのかも

『愛を歌う花』
    (原題:『解語花』2016年/韓国/120分)
「愛を歌う花」メイン
©2016 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください^^

1943年、京城唯一の妓生養成学校―。
ずば抜けた美貌と優れた歌唱力で最高の歌姫と称される
ソユル(ハン・ヒョジュ)と、天性の歌声を持つヨニ
(チョン・ウヒ)は幼馴染の親友同士だった。

ソユルは作曲家ユヌ(ユ・ヨンソク)と結婚を誓い―
「愛を歌う花」サブ2
ユヌが民衆の心を癒やすために作曲した「朝鮮の心」という
曲を歌いたいと願う。だがユヌは、いつしかヨニの歌声に
魅了される。

歌手になることを夢見ていたソユルに嫉妬心が芽生え―
「愛を歌う花」サブ1
やがて3人の運命が狂い始めていく。

*****
原題の「解語花(ヘオファ)」という言葉は、時代劇には
よく出てきますよね。
言葉を解する花のことで妓生をたとえて使われる言葉です。
これは、学問や芸術への理解をも意味しています。

本作に“券番”という言葉が出てきますが、妓生を養成する
妓生学校の総称で、今でいう芸能事務所のようなもの。

妓生はここに所属し、礼儀作法から書画、楽器、歌と踊りを
身につけていったそうです。
この時代、妓生出身の歌手が次々とデビューしたといい、
そうした夢見る妓生の姿をハン・ヒョジュが演じています。

この映画はですね、女性の多くはハン・ヒョジュ演じる
ソユルに共感できるのでは。
…と、私は思いました。

彼女は子供の頃からヨニに与える立場でした。
大人になってからも二人の関係性は変わらず、彼女は
美しくて知名度も抜群。
イケメンのカレ氏もいて、恵まれた立場にあります。

ところが、ヨニとの関係が次第に逆転していくわけで…。
それは仕方がないんだけど、ヨニに与えていたはずが、
気づけば奪われているという
やがてソユルのほうがヨニを羨むように…。
けど、その気持ちは“羨望”ではなく、“嫉妬”へと
変わっていくんですよね。

私は100%、ソユルに共感し、ヨニが憎たらしかったです

ただ、それは私が最初からソユル目線で本作を見ていたから
そう感じたのであって、もし序盤からヨニ目線で見ていたら
また全然違った印象になるのかも。

ソユルとヨニが憧れる歌手イ・ナニョン役は、ミュージカルで
おなじみのチャ・ジヨン。
ミュージカルのような歌い方ではありませんが、さすがの
歌唱力です

このイ・ナニョン役ですが、当時絶大な人気を誇った実在の
歌手イ・ナヨンのことなんですね。
序盤でソユル(ハン・ヒョジュ)がヨニにプレゼントしたのは
まさにイ・ナヨンの「春のお嬢さん」というレコード。

劇中では、ソユルとヨニがこの「春のお嬢さん」を
デュエットするシーンも。
これ、見どころの一つと思います。可愛らしくて、楽しい
シーンなので
二人が幸せだった、最後の瞬間ともいえます。
だから思い返すと、とても悲しいシーンともいえるかも。

できれば、ハン・ヒョジュと、警務局長役パク・ソンウンの
日本語のセリフは字幕を入れてほしかったです。
やや聞き取りづらかったので。
そこは役者さんのプライドもあるかもしれませんが、観客の
利益を優先してほしかった

オススメ度 ★★★☆☆

初めてユ・ヨンソクを見たのはこの作品

あれから13年―。
ユ・ヨンソクは素晴らしい俳優に成長し、一方で、自分も
13歳も年を取ったという衝撃の事実。おそろしや~

「愛を歌う花」

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