今週末から日本でも上映される韓国映画『オペレーション・クロマイト』。
北朝鮮の動向が懸念される今見ると結構重い。
『オペレーション・クロマイト』
(原題:『仁川上陸作戦』2016年/韓国/110分)
(c) 2016 TAEWON ENTERTAINMENT. All Rights Reserved
2017年9月23日(土)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国順次公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
1950年、南へと侵攻した北朝鮮はソウルを陥落させ、およそ1ヶ月で朝鮮半島の大部分を支配下に収めた。
泥沼と化した朝鮮戦争で事態を重く見た連合国軍。
軍事最高司令官はダグラス・マッカーサー(リーアム・ニーソン)
この戦局を打開するためソウル近郊の仁川への上陸作戦(クロマイト作戦)を計画する。
それは、周囲から「絶対に不可能だ」と猛反対を受けた作戦だった。
作戦の唯一の希望であり、成功のカギを握るのは…。
北朝鮮軍に潜入したチャン・ハクス大尉(イ・ジョンジェ)
正体がバレれば即座に処刑されるという過酷な状況下
大尉と部隊の精鋭たちは―
マッカーサー率いる連合軍艦隊を仁川上陸へと導くため、命がけの作戦を開始する。
*****
北朝鮮が優勢だったとき、仁川から上陸してソウルを奪還するという連合国軍の作戦。
そうすれば北朝鮮の伸びきった補給路を遮断でき、陥落していない釜山からの攻勢によって北の主力を壊滅できるというもの。
もし失敗していたら、ソウル奪還どころか仁川への上陸さえもできなかったわけ。
ここらへん、戦時中のどんな作戦も最後は情報戦になるんだなーと、あらためて思い知らされた。
そして大きな犠牲も払うのだと。
もったいなかったのがチェソン役のチン・セヨン
特別出演のキャストが豪華すぎたせいか、存在感がかすんだ気がしなくもない。
北朝鮮の暴発が懸念されている今―
「見たい」と思うか「見たくもない」と思うかは意見が分かれるところ。
オススメ度 ★★☆☆☆
沈黙-サイレンス- [DVD] リーアム・ニーソンはこちらにも出演! |