ハリウッド映画のリメイクかと思ったら、なんとハリウッドでリメイクが決定した映画だった。その『スピリットウォーカー』が今週、日本でも公開される。
『スピリットウォーカー』
(原題:『幽体離脱者』/2021年/韓国/108分)
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2022年4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
交通事故の現場で目覚めた男(ユン・ゲサン)
彼はすべての記憶を失っていた。
鏡に映る自分の顔
顔だけでない。その名前も周囲の様子もすべてがおかしい。
ようやく彼は気づく
12時間ごとに違う人間の体に入れ替わっていることに。
そして彼に銃口を向ける謎の女(イム・ジヨン)
本当の自分は何者なのか?
やがて自分が巨大な陰謀の渦中にいることを知るが-。
*****
序盤の映像からして、もろハリウッド映画風。途中まで何が起こっているのか、主人公はもちろん私たちも分からない。
韓国では昨年11月下旬に公開され、81万人超を動員。
映像のダイナミックさを考えると、ちと観客数が少ないように思うけど、韓国はこの時期、飲食店の営業制限を解除し、コロナ感染者が急拡大していた。
「K防疫の崩壊」とまで言われていた頃に公開したので、それを考えると81万人はむしろ善戦したといえる。
思えば、過去に見てきた韓国ドラマは登場人物がよく交通事故にあって記憶喪失になっていた。
けど、本作は全然違う。最初から何かとんでもないことが起こっている感じがしてゾクゾクする。
オススメ度 ★★★☆☆
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