去年、ネットフリックス韓国で配信がスタートしたとき、長いこと視聴1位だった『奈落のマイホーム』が日本でも公開される。
『奈落のマイホーム』
(原題:『シンクホール』/2021年/韓国/114分)
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2022年11月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
平凡なサラリーマンのドンウォン(キム・ソンギュン)
11年間の節約生活を経て、ようやくソウル市内のマンションを購入した。
ところが同じマンションに住む妙な男とひと悶着。
男はマンス(チャ・スンウォン)
雲行き怪しい新生活が始まったが、息子が床にビー玉を転がす様子を見て、ドンウォンは不安を覚える。「もしかして建物が傾いてる?」
ともあれ、2週間後には引っ越し祝いパーティーを開くことに。
マイホームに部下たちを招くが、ドンウォンの部下の前でマンスは「よく見たら、このマンションは欠陥だらけだ」と言い放つw
立場をなくしたドンウォンだったが、引っ越し祝いパーティーで深酒し、いつの間にか寝てしまう。
ドンウォン宅に泊まったキム代理(イ・グァンス)
ドンウォン宅を出てタクシーに乗り込んだ瞬間、巨大な地響きが起こり、地面は割れ、巨大陥没穴(シンクホール)が発生。
わずか1分で地下深くに飲み込まれたマンション
ドンウォンやマンス、キム代理らが地下500mに取り残されてしまう。
*****
前半はもうコメディーで、かなり笑える。セリフが秀逸。
マンスとキム代理のキャラが立っていて、ドンウォンとのやり取りは本当に笑った。
けど、後半は決死の脱出劇。
生きて地上に戻れるのかどうか、最後まで目が離せない。
去年8月に公開され、観客動員数は219万人。
スマッシュヒットって感じだけど、去年の夏といえば日本もコロナのデルタ株で大変なことになっていた。それを思うと善戦したほうだし、この数字でも去年の韓国映画の興行ランキングで2位となる。
オススメ度 ★★★★☆
ザ・タワー 超高層ビル大火災(字幕版) 同じキム・ジフン監督作品。 |