1週間、1ヶ月があっという間に過ぎていく。気づけば韓国映画『デシベル』も明日公開ではないか!
『デシベル』
(2022年/韓国/110分)
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2023年11月10日(金)新宿バルト9ほか全国公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
釜山の一軒家で爆破事件が起こった。
驚く元海軍副長カン・ドヨン(キム・レウォン)
彼は一本の電話を取り、次の爆破予告を耳にする。
次のターゲットはサッカースタジアム
テロリストは「通報したり観客を避難させたら爆発する」とカン副長を脅す。しかも爆弾は、騒音が一定のデシベル(音の強さを表す単位)を超えると制限時間を半減させる構造。サッカーの試合で選手がゴールしたら歓声が起こり、大変なことになる。
記者のオ・デオ(チョン・サンフン)に協力してもらいながら
観客席で爆弾を探すカン副長。
アチコチに設置された爆弾にカン副長は追い込まれていく
そもそもテロリストの狙いはなんなのか?
やがて悲しい過去が浮き彫りに―
カン副長は愛する者を守れるのだろうか!?
*****
冒頭の潜水艦内での楽しい雰囲気から一変。地上でテロリストに振り回されるカン・ドヨン。途中で挿入される回想シーンで観客も潜水艦の中で何か起きていたに違いないと気づくんだけど、明らかになっていく事実に共感できるかどうか。若干、無理があるんじゃないかと感じた。
キャストは豪華でも描き方が中途半端になっているキャラクターもあって、その点も少し残念。
緊迫したシーンの中に入ってくる笑いのシーンも不評だったようで、「緊張感が途切れた」という声も少なくない。
笑いの要素の入れ方って本当に難しい。
本作は昨年11月下旬に公開され、90万人を動員。
若干、物足りない数字に終わっていて、同時期に公開されていた時代映画『ふくろう』は322万人でヒット。このライバル作品に観客の足が向いたことも影響したのかもしれないが、おそらく本作のストーリーに物足りなさがあったことが原因かと。
けど、チャ・ウヌの映画初出演作
エンディングテーマを歌うだけでなく、物語の鍵を握っている。
ファンには見どころも多いはず。
オススメ度 ★★☆☆☆
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