先週5日(金)から公開されている映画『コンクリート・ユートピア』。
イ・ビョンホンのキャラがいろんな意味で新鮮かも。
『コンクリート・ユートピア』
(2023年/韓国/130分)
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2024年1月5日(金)より全国公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
大災害により一瞬で廃墟と化したソウル。
唯一崩落しなかったマンションで住民代表となったのは…
ヨンタク(イ・ビョンホン)
冴えない男だが、マンションから部外者を排除することに成功。彼は権力者として君臨することに。
そんなヨンタクに傾倒していくミンソン(パク・ソジュン)
一方、ミンソンの妻ミョンファ(パク・ボヨン)は……
ヨンタクに不信感を抱く。
婦人会の会長キム・グメ(キム・ソニョン)は言う
「ここではもう殺人犯も牧師も同じです。上下関係もなく、皆が平等になりました」と。
そう、この状況下でマンションはまさに理想郷になっていた。
そんなときマンションに戻ったヘウォン(パク・ジフ)
彼女は外で被災し、マンションに戻ってきたのだった。
極限の状況下でヨンタクの支配が頂点に達し、次第に狂気を露わにする。
やがて明らかになった男の正体とは……。
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本作は昨年8月上旬に韓国で公開され、385万人を動員。
総制作費は223億ウォン(現時点で約24億7千万円)といわれ、国内観客数の損益分岐点は400万人と報じられている。
このときの夏の暑さが原因だったと推測している記事もあるが、どうだろう。
同時期に公開された『密輸』は500万人を突破している。暑さが原因ではないように思う。
この映画を観終わってすぐに思ったのは、「もっと面白くできたんじゃないか?」っていうこと。パニック映画なのでドキドキしたかったし、思わず声を上げちゃうような驚きも期待していたが、そこまでではない。
大作なのに意外と地味。そんな印象を受けた。
オススメ度 ★★★☆☆
非常宣言(字幕版) こちらのパニック映画にも出演していたイ・ビョンホン。 |