私にとって初『ノートルダム・ド・パリ』
昨年、韓国ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』を見に行った。そして歌の素晴らしさと歌唱力の高さに衝撃を受けた♡
その『ノートルダム・ド・パリ』のアンコール公演が今週、ソウルの「世宗文化会館 大劇場」で行われているとは…。
今すぐ飛びたい!
(キャストスケジュールはINTERPARKより拝借)
ソウル公演は2月11日(火)まで。
今の時期にソウル入りされる方がすごくうらやましい~!
この作品といえば、私はディズニー映画『ノートルダムの鐘』ぐらいの知識しかなく、フランス版の来日公演も理由があって見ていない。
You Tubeをチラ見して、アニメのストーリーとは全然違う!と知って驚いていたほどの薄っぺらい印象のまま劇場へと向かった。
…が、まさに捨て歌ナシの作品で、私の中で曲のヤミツキ度は『モーツァルト・オペラ・ロック』と並ぶほど。
とにかく耳に残る素晴らしいナンバーばかりなので、歌いこなせないと話にならない。そんな作品なのねぇ~。
韓国では鉄板の俳優さんたちが期待どおりの歌声で圧倒してくれた。
それは、ストーリーを全然知らなくても、韓国語が全然分からなくても思わず飲み込まれてしまうほどの歌声。
キャスト
ホン・グァンホのカジモドに、ミン・ヨンギのフロロ神父、そしてキム・ソンミンのフェビュス。
これだけ声量のある俳優さんたちで「Belle/美しい人」を聴けたのが何よりもラッキーだった。
奇跡の三重唱による美しいハーモニー。もう~、鳥肌が止まらない!
コレ1曲聴くだけでもソウルに行く価値がある!
本気でそう思えたほどのクオリティだった。
この作品で一番好きなナンバーで、三人から愛されるエスメラルダが本気でうらやましくなる。
日程をあまり選べすグランゴワール役は、チョン・ドンソク以外で見ようと決めていた。
このところドンソク王子ををよく見ているし「カテドラルの時代」も生で聴く機会が何度かあったので♪
というわけで、マイケル・リー
運よく前方席で見ることができたけど、ドンソク王子を見慣れているせいか妙にマイケル様が小柄に見えた。
歌はとてもよかった。
でも私は聴き慣れたドンソク王子の歌声のほうが好きかもしれない…と思った。これは好みの問題。
そして、カジモドはやっぱりホン・グァンホで!
分かっていたけど特殊メイクがすごくて(笑)、これまでに見たことのない姿だったけど、美しい歌声は健在だった。
しかも、思っていたよりずっとチャーミングにカジモドを演じている。
You Tubeで見ていたフランス版のカジモドとは違った魅力があって、ホン・グァンホのほうが私は好きだなーと思った。
最後の「踊って 僕のエスメラルダ」は本当に切ない。声がかすれるとさらに切ない。とても涙なしでは聴けなかった。
ちなみに、ヒロインのエスメラルダはパダだった。甘い歌声はS.E.Sの頃から変わっていない。
韓国女性アイドルグループの先駆けだったS.E.Sのパダをこうしてミュージカルで見ることになろうとは。
しかも、同じアイドル出身でもオク・ジュヒョンとはまったく違ったカラーを出していて面白い。
カテコでは全員で歌ってくれて大盛り上がりだったけど、正直言って「あっという間に終わっちゃった」感の残った作品でもある。
上演時間が短いってこともあるだろうけど。
ストーリーも思いきりハマるほど好きにはなれなかった。
ただ、これだけのナンバーを詰め込み、これだけの歌声を聴ける作品ってすごい!と思うので、やっぱり別のキャストでも観たくなるぅ~。
というわけで、映像の2分35秒ぐらいのところをクリック
ホン・グァンホの「Belle」を聴いてみる(笑)。
フロロはチェ・ミンチョルで、フェビュスはパク・ウンソク。
フロロ役はチェ・ミンチョルでも観てみたいかも~。
今回のミュージカルのキャストではないけど、こちらもホン・グァンホ
このレベルの歌声をフツーに劇場で聴けるなんて、本当に贅沢なこと。
私も、もう一度ライブで聴きたい!!