ずっとUPできずにいたけど、ソウルでの公演は今月26日(日)までなのね。
韓国ミュージカル『PHANTOM / ファントム』
キャストはこんな感じ
ファントムはチョン・ドンソク
クリスティーヌはイ・ジヘ
歌もキャラもすごく良かった。クリスティーヌの愛らしさ満載だったわ♡
前回ほど泣けなかった理由はたぶん2つ
どんなに大きな仮面で顔を隠してもにじみ出てしまうドンソクのカッコ良さw
歌も演技も申し分なく、むしろ前回のリュ・ジョンハンよりキャラ的には合っているはずのドンソクだけど、前回のリュ・ジョンハンのような悲哀までは感じられなかった。
もう一つの理由は前回と同じ。
演出は日本版のほうが好きだったから♪
日本版で特に私が泣いたのが「Beautiful Boy」という曲♪
母親が異型の息子の顔を両手で包み込み、「美しい子」と歌う場面は、女優さんの声が出ていなくても泣けた。
韓国版にはこの歌がなく、その代わりバレエのシーンで表現されているけど、このあたりの演出は日本版のほうが切ない。
なので、今回も「日本の演出で、韓国の歌唱力だったら…」と思わずにいられなかった。
もう一つ本音を言うと、ドンソクがイケメンなだけに「何もそこまで顔を隠さなくても」と、仮面の大きさが残念に感じられる(笑)。そんな『ファントム』だった。
『ファントム』に限らず、今年はまだミュージカルで胸が熱くなることがないなー。
先月の『フランケンシュタイン』は中川アッキーの歌が胸に突き刺さったけど、アンリは韓国版のほうがずっとよかった。
あとで、ミュージカル部でお世話になっている方が「アンリ役は城田優で見たかった」と言っていて、まさに「それだ!」と思った。
たしかに城田くんのアンリはいいかもしれない。
そして先月末に見た韓国ミュージカル『マタハリ』の上映会は悲惨そのもの。あんな音響の悪い映像物に3,500円も取るとは!
おそらく録音の時点で失敗していたと思うけど、平気で上映しちゃうのね。
それでも怒らないんだから、日本のファンて優しいなーと思った。
…と、最悪だった『マタハリ』上映会だけど、これから目にする『ラ・ラ・ランド』や『ミス・サイゴン:25周年記念公演inロンドン2017』で払拭されますように。
『美女と野獣』も楽しみ♪